§2.63.1τῆς τε πόλεως ὑμᾶς εἰκὸς τῷ τιμωμένῳ ἀπὸ τοῦ ἄρχειν, ᾧπερ ἅπαντες ἀγάλλεσθε, βοηθεῖν, καὶ μὴ φεύγειν τοὺς πόνους ἢ μηδὲ τὰς τιμὰς διώκειν·
また、支配することから生じる国家の名誉を、あなた方全員がそれを誇りとしているのであるが、維持するために尽力することは道理に適っており、労苦を避けるべきではない、さもなければ名誉をも追求すべきではない。
μηδὲ νομίσαι περὶ ἑνὸς μόνου, δουλείας ἀντ’ ἐλευθερίας, ἀγωνίζεσθαι, ἀλλὰ καὶ ἀρχῆς στερήσεως καὶ κινδύνου ὧν ἐν τῇ ἀρχῇ ἀπήχθεσθε.
また、自由の代わりに隷属を強いられるという、ただ一つのことについてのみ戦っているのだと考えてはならない。 そうではなく、支配を喪失すること、ならびに、その支配においてあなた方が買った憎しみから生じる危険についても戦っているのだと考えるべきである。
§2.63.2ἧς οὐδ’ ἐκστῆναι ἔτι ὑμῖν ἔστιν, εἴ τις καὶ τόδε ἐν τῷ παρόντι δεδιὼς ἀπραγμοσύνῃ ἀνδραγαθίζεται·
この支配からは、もはや退くこともあなた方にはできない。 たとえ、現在の状況においてこれを恐れ、活動を避けることで高潔を装おうとする者がいるとしても。
ὡς τυραννίδα γὰρ ἤδη ἔχετε αὐτήν, ἣν λαβεῖν μὲν ἄδικον δοκεῖ εἶναι, ἀφεῖναι δὲ ἐπικίνδυνον.
というのも、あなた方はすでにそれを僭主政治として所有しており、それを手に入れることは不正であると思われるかもしれないが、手放すことは危険だからである。
§2.63.3τάχιστ’ ἄν τε πόλιν οἱ τοιοῦτοι ἑτέρους τε πείσαντες ἀπολέσειαν καὶ εἴ που ἐπὶ σφῶν αὐτῶν αὐτόνομοι οἰκήσειαν·
このような人々は、他者を説得して味方に引き入れることで最も速やかに国家を滅ぼすだろうし、仮に彼らがどこかで自分たちだけで独立して暮らすとしても、そこをも滅ぼすだろう。
τὸ γὰρ ἄπραγμον οὐ σῴζεται μὴ μετὰ τοῦ δραστηρίου τεταγμένον, οὐδὲ ἐν ἀρχούσῃ πόλει ξυμφέρει, ἀλλ’ ἐν ὑπηκόῳ, ἀσφαλῶς δουλεύειν.
というのも、非活動的な性質は、活動的な性質とともに並べられない限り維持されるものではなく、また、安全に隷属することは、支配する国家において有益なのではなく、服従する国家においてこそ有益だからである。