トゥキュディデス · Thucydides
ペロポネソス戦史
History of the Peloponnesian War
ギリシア語原文(原典)と日本語・英語・中国語・韓国語の対訳・語釈を、全文無料・登録不要で公開しています。
底本
Thucydides. Historiae, Vol 1-2. Jones, Henry Stuart, editor. Oxford: Oxford University Press, 1910. (1942 printing).
原文データ出典
Perseus Digital Library · CC BY-SA 4.0
元ファイル: urn:cts:greekLit:tlg0003.tlg001.perseus-grc2
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翻訳と校閲
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-25 公開)
AI校閲 2026-09-22:検出 Gemini 3.8 Flash/判定 Gemini 3.8 Flash・GPT-6 Astra — 日本語訳 209 件・原文 13 件を修正
AI校閲 2026-10-12:検出 Gemini 3.8 Flash/判定 Claude Opus 5.5 — 日本語訳 2 件を修正
反映した修正(日本語訳と原文):AI校閲 224 件・表記の統一 10 件・読者の報告(AIが修正) 1 件・底本との照合 1 件
日本語訳を再翻訳したチャンク:1
最終更新:2026-10-12・変更履歴の一覧
要旨
本作は、紀元前5世纪末に古代ギリシアを二分したアテナイとスパルタによるペロポネソス戦争の経緯を、編年体で克明に記録した歴史叙述である。著者は戦争の勃発と同時に記録を開始し、入念な事実調査と、当事者たちによって語られた数々の演説を通して、各ポリスの思惑や人間心理を浮き彫りにする。冒頭では、開戦に至る直接の紛争とアテナイの強大化に対するスパルタの恐怖という「真実の原因」が提示される。中盤では、アテナイでの疫病流行や指導者ペリクレスの死、そして「力こそが正義である」という冷酷な現実を突きつける「メロス対話」など、戦争がもたらす道徳の崩壊が描き出される。後半では、アテナイの野心的なシケリア遠征の壮麗な出発から惨烈な壊滅までが劇的に叙述され、最後は敗戦による国内の政治的混乱やペルシアの介入のなか、戦い半ばにして記述が唐突に途切れる未完の傑作となっている。
目次
917 チャンク
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