Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §43.16.14.pr

武装暴力による逐出と瑕疵ある占有者の回復請求

7090 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

武装した暴力によって占有地から追い出された場合、元々の占有に瑕疵(暴力、隠密、使用貸借)があったとしても、土地自体だけでなく動産もすべて取り戻すことができると規定する。

[POMPONIUS libro uicensimo nono ad Sabinum.
[ポンポニウス、サビヌス註釈書第29巻。
] §43.16.14.prSed si ui armata deiectus es, sicut ipsum fundum recipis, etiamsi ui aut clam aut precario eum possideres, ita res quoque mobiles omnimodo recipies.
] しかし、もし君が武装した暴力によって追い出されたなら、たとえ君がその土地を暴力、隠密、あるいは使用貸借によって占有していたとしても、その土地自体を取り戻すのと同様に、動産をもいかなる場合であっても取り戻すことになる。

語釈・文法注

  1. §43.16.14.pretiamsi ui aut clam aut precario eum possideres — 接続法未完了過去 possideres は、武装暴力によって追い出される以前の占有状態に対する、過去における反事実的あるいは譲歩的な仮定を表す。ここでの ui, clam, precario(暴力、隠密、使用貸借)はローマ法における「瑕疵ある占有(possessio vitiosa)」の3つの態様を指し、通常であれば占有回収訴権が阻却される事由であるが、武装暴力(ui armata)に対してはこれが適用されない(無条件で回復が認められる)ことを示している。
  2. §43.16.14.prsicut... ita... — sicut ipsum fundum recipis と ita res quoque mobiles omnimodo recipies を結ぶ相関表現。「〜と同様に、そのように〜」と訳され、土地自体の回復(前文)と動産の回復(後文)が同一の法的効果を持つことを強調している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §43.16.14.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:43.16.14.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。