Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §12.1.39.pr

未来の事象にかかる条項のみが持つ条件としての効力

1894 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

パピニアヌスは、約定などが条件としての法的効力を持つのは、それが未来に向けられている(未来の不確実な事象にかかっている)場合に限られることを説明する。

[PAPINIANUS libro primo definitionum. ] §12.1.39.prItaque tunc potestatem condicionis optinet, cum in futurum confertur.
[パピニアヌス、『定義集』第1巻より] したがって、[合意などは]それが未来に向けられる時に初めて、条件の効力を持つ。

語釈・文法注

  1. §12.1.39.prtunc ... cum — 相関副詞 tunc と接続詞 cum の組み合わせは、単なる同時の時間関係(その時に)を示すだけでなく、ここでは「〜の時に初めて」「〜である場合に限り」という排他的・限定的な条件を表している。過去や現在の事実を条件とするものは法的な意味での「条件」(未確定の未来)を構成しないため、未来を対象とする場合にのみ「条件の効力」が生じるという文脈に適合する。
  2. §12.1.39.proptinet — 動詞 optineo (obtineo) は「保持する」「獲得する」の意。この3人称単数能動態動詞の主語は原文に明示されていないが、前文の文脈から、条件を付された「約定(stipulatio や pactum など)」、あるいは条件を内包する「定め」が省略された主語として想定される。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §12.1.39.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:12.1.39.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。