Humanitext Reader

キケロ · アッティクス宛書簡 §3.16.1

書簡の待ち望みとありのままの事実の要請

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要旨

アッティクスからの手紙を待つキケロが、自らの旅程の決定をそれにかからせていること、またアッティクスの手紙が慰めと事実の双方を含んでいることを述べ、あるがままの事実を伝えるよう求めている。

§3.16.1totum iter mihi incertum facit exspectatio litterarum vestrarum Kal. Sextil. datarum.
8月1日に投函された君たちの手紙を待つことが、私にとって全旅程を不確かなものにしている。
nam si spes erit, Epirum, si minus, Cyzicum aut aliud aliquid sequemur.
というのも、もし希望があるならエピールスを、もしそうでなければキュジコスかあるいは他のどこか別の場所を私たちは目指すつもりだからだ。
tuae quidem litterae quo saepius a me leguntur, hoc spem faciunt mihi minorem;
確かに君の手紙は、私によって繰り返し読まれれば読まれるほど、それだけますます私に与える希望を小さなものにする。
quae cum lectae sunt, tum id quod attulerunt ad spem infirmant, ut facile appareat te et consolationi servire et veritati.
それらの手紙は、読まれると、そのとき、それらが希望に向けてもたらしたものを弱めてしまうので、君が慰めと真実の両方に配慮していることが容易に明らかになるほどだ。
itaque te rogo plane ut ad me quae scies ut erunt, quae putabis ita scribas.
それゆえ、君が知っていることはあるがままに、考えていることはその通りに、私に書いてくれるよう君に心から頼む。
data xii Kal.
八月二十一日に発信。

語釈・文法注

  1. §3.16.1totum iter mihi incertum facit exspectatio — 語順の倒置(hyperbaton)。文頭の対格句 `totum iter`(およびその補語 `incertum`)が他動詞 `facit` の目的語であり、文末の主格 `exspectatio` がその主語である。
  2. §3.16.1quo saepius ... hoc ... minorem — 尺度・程度の差を示す奪格 `quo` と `hoc` を用いた相関構文で、「〜すればするほど、それだけますます〜」を意味する。
  3. §3.16.1quae cum lectae sunt, tum — `quae` は前文の `tuae litterae` を指す文連結の関係代名詞。`cum ... tum ...` は一般に「〜も〜も」という相関関係を示すが、ここでは時間的・論理的な対応(「それらが読まれる時、まさにその時に」)を表している。
  4. §3.16.1consolationi servire et veritati — 動詞 `servire`(〜に仕える、〜に配慮する)は与格支配であり、`consolationi` と `veritati` がその目的語となっている。対格不定詞構文(主語は対格の `te`)の一部をなす。
  5. §3.16.1quae scies ut erunt, quae putabis ita — 平行関係にある2つの目的語節。`quae scies`(関係代名詞 `quae` に導かれる節)に対して `ut erunt`(あるがままに)が、`quae putabis` に対して副詞 `ita`(その通りに)が対応して、動詞 `scribas` に係っている。

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キケロ, アッティクス宛書簡 §3.16.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0474.phi057.humanitext-lat1:3.16.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。