Humanitext Reader

キケロ · アッティクス宛書簡 §13.2A.1-13.2A.2

ピソへの打診と王子アリアラテスの招待

330 / 461 箇所 · ラテン語

要旨

アッティクスに対し、手紙の配達と金の件でのピソへの打診を依頼するとともに、ローマに到着したカッパドキアの王子アリアラテスを自邸に招待したことを伝える。

§13.2A.1Oppio et Balbo epistulas deferri iubebis, et tamen Pisonem sicubi de auro.
オッピウスとバルブスに手紙を届けるよう指示してほしい。 とはいえ、ピソにも、もしどこかで機会があれば金の件について[話をしてほしい]。
Faberius si venerit, videbis ut tantum attribuatur, si modo attribuetur, quantum debetur.
もしファベリウスが来たら、もし本当に割り当てられるのだとすれば、支払われるべき額と同額が割り当てられるように手配してほしい。
accipies ab Erote.
エロスから[それを]受け取ることになるだろう。
Ariarathes Ariobarzani filius Romam venit.
アリオバルザネスの息子アリアラテスがローマにやって来た。
§13.2A.2vult, opinor, regnum aliquod emere a Caesare;
私の思うに、彼はカエサルからどこかの王国を買い取りたいのだろう。
nam quo modo nunc est, pedem ubi ponat in suo non habet.
というのも、現状では、彼は自国内に足を置く場所すら持っていないからだ。
omnino eum Sestius noster parochus publicus occupavit;
すっかり我らのセスティウスが、公の接待係として彼を独占してしまった。
quod quidem facile patior.
もっとも、私はそれを一向に構わないと思っているのだが。
verum tamen, quod mihi summo beneficio meo magna cum fratribus illius necessitudo est, invito eum per litteras ut apud me deversetur.
しかしそれでも、私の施したこの上ない恩義によって、私は彼の兄弟たちと深い懇意の間柄にあるので、私のところに滞在するようにと手紙で彼を招待している。
ad eam rem cum mitterem Alexandrum, has ei dedi litteras.
そのためにアレクサンドロスを派遣するにあたり、私は彼にこの手紙を持たせたのである。

語釈・文法注

  1. 13.2A.1Pisonem sicubi de auro — 対格の Pisonem に対し、convenias や adeas などの動詞が省略されている。また sicubi は「もしどこかで、機会があれば」の意。
  2. 13.2A.2pedem ubi ponat in suo non habet — ubi ponat は目的あるいは特性を表す関係節の接続法。in suo は中性代名詞の自立用法で「彼自身の(土地・領土)において」を意味する。
  3. 13.2A.2parochus publicus — parochus は本来、公用の旅行者に宿舎や必需品を供給する役人のこと。ここではセスティウスが公的な接待係気取りでアリアラテスを独占していることを揶揄的に表現している。

この箇所を引用する

キケロ, アッティクス宛書簡 §13.2A.1-13.2A.2. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0474.phi057.humanitext-lat1:13.2A.1-13.2A.2

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。