Humanitext Reader

キケロ · アッティクス宛書簡 §12.47.1

クロディア所有地の検討とファベリウス債権の回収

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要旨

キケロはトゥッリアの廟を建てる土地としてムステラよりクロディアの物件に関心を移しつつ、購入資金となるファベリウスの債権回収についてバルブスと相談するようアッティクスに求める。

§12.47.1de Mustela, ut scribis, etsi magnum opus est.
君が書いている通り、ムステラの件については、たとえ大仕事であるとしても(進めねばならない)。
eo magis delabor ad Clodiam.
だからこそ、私はクロディアのところへより傾いている。
quamquam in utroque Faberianum nomen explorandum est.
もっとも、どちらの場合でも、ファベリウスの債権(が回収できるか)を確かめなければならない。
de quo nihil nocuerit si aliquid cum Balbo eris locutus et quidem, ut res est, emere nos velle nec posse sine isto nomine nec audere re incerta.
それについては、君がバルブスと少し話をしておいても差し支えないだろう。 しかも、実際、ありのままに、私たちは購入を望んでいるが、あの債権なしには不可能であり、事態が不確実なままでは思い切って手を出せないのだと(伝えてほしい)。
sed quando Clodia Romae futura est et quanti rem aestimas? eo prorsus specto, non quin illud malim sed et magna res est et difficile certamen cum cupido, cum locuplete, cum herede.
しかし、クロディアはいつローマにいる予定なのか、また君はあの物件をいくらと見積もるか。 私はまったくそちらに目を向けている。 あちらをより好まないからではなく、あちらは大きな取引であり、欲深く、裕福で、相続人でもある者との競争は困難だからだ。
etsi de cupiditate nemini concedam; ceteris rebus inferiores sumus.
もっとも、熱望の点では私は誰にも譲らないが、他の諸点において私たちは劣っているのだ。
sed haec coram.
だが、これらのことは会ったときに。

語釈・文法注

  1. §12.47.1magnum opus est — 前文の de Mustela(ムステラについて)に続く省略構文。magnum opus は「大きな事業」「困難な仕事」を意味し、ここでは購入の手続きや資金調達が非常に厄介であることを指している。
  2. §12.47.1Faberianum nomen — 金融・簿記の文脈における nomen は「帳簿の項目」「債権」「貸付金」を意味する。したがって Faberianum nomen はキケロがファベリウスという人物に対して持っている債権を指し、この債権の回収が土地購入の資金源として不可欠であった。
  3. §12.47.1emere nos velle — 条件節 si aliquid cum Balbo eris locutus(もしバルブスと少し話をしてくれるなら)の後に続く、伝達内容を表す対格不定詞句(間接話法)。「私たちが購入を望んでいること(を伝えてほしい)」を表し、動詞 dicere(言う、伝える)などの意味が文脈から補われる。
  4. §12.47.1quanti — 価値・価格を表す属格(価値の属格)。動詞 aestimas(評価する、見積もる)の目的語の価値を示し、「いくらに評価するか」という意味になる。
  5. §12.47.1non quin — 理由の否定「〜だからではない」を表す。non quo non と同義で、接続法(ここでは malim)を伴い、「あちら(ムステラの土地)をより好まないからではない」という意味になる。続く sed によって、真の理由が提示される。

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キケロ, アッティクス宛書簡 §12.47.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0474.phi057.humanitext-lat1:12.47.1

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。