Humanitext Reader

キケロ · アッティクス宛書簡 §12.45.1

アッティカの回復とカエサル像への言及

319 / 461 箇所 · ラテン語

要旨

アッティカの健康回復を喜び、アッティクスの塞ぎ込みを気遣う。トゥスクルムでの滞在予定と、神殿にカエサル像が建てられることへの皮肉、ヒルティウスの書物を普及させる意図を述べる。

§12.45.1de Attica optime.
アッティカについては何より喜ばしいことです。
ἀκηδία tua me movet, etsi scribis nihil esse.
あなたの気のふさぎが私を心配にさせます、何でもないとあなたは書いていますが。
in Tusculano eo commodius ero quod et crebrius tuas litteras accipiam et te ipsum non numquam videbo;
トゥスクルムの別荘では、それだけいっそう快適に過ごせるでしょう。 というのも、あなたからの手紙をより頻繁に受け取るでしょうし、あなた自身にも時折会えるでしょうから。
nam ceteroqui ἀνεκτότερα erant Asturae.
というのも、それ以外の点では、アストゥラの方がより耐えやすかったのです。
nec haec quae refricant hic me magis angunt;
また、ここで古傷をえぐるようなこれらの事柄が、私をよりいっそう苦しめているわけでもありません。
etsi tamen, ubicumque sum, illa sunt mecum.
もっとも、私がどこにいようと、それらは私と共にあるのですが。
de Caesare vicino scripseram ad te, quia cognoram ex tuis litteris.
近所のカエサルについては、私はあなたに書いておきました。 というのも、あなたの手紙からそれを知ったからです。
eum σύνναον Quirini malo quam Salutis.
私は、彼がサールースの同伴神であるよりは、キリヌスの同伴神である方を望みます。
tu vero pervulga Hirtium.
しかし、あなたはヒルティウスの書物をぜひ広く普及させてください。
id enim ipsum putaram quod scribis, ut cum ingenium amici nostri probaretur, ὑπόθεσισ vituperandi Catonis inrideretur.
というのも、私はまさにあなたが書いている通りのことを考えていたからです、私たちの友人の才能が認められる一方で、カトを非難するというその趣旨が物笑いの種になるように、と。

語釈・文法注

  1. §12.45.1eo commodius ero quod — 指示代名詞奪格 `eo` は「度量の奪格」として比較級 `commodius` を修飾し、接続詞 `quod` で始まる従属節がその原因を表す。「〜であるから、それだけいっそう快適である」という因果の強まりを示す構文である。
  2. §12.45.1eum σύνναον Quirini malo quam Salutis — 動詞 `malo`(より望む)に続く、対格の `eum` (Caesarem) を意味上の主語とする対格不定詞構文であり、不定詞 `esse` が省略されている。ギリシア語の `σύνναον`(同じ神殿に祀られる者、同伴神)は、カエサルの像がキリヌス(神格化されたロムルス)の神殿に建てられた事実を指す。キケロは、カエサルが「救済・安全」を象徴する女神サールース(`Salutis`)の同伴神とされるよりは、かつて王であり暗殺されたロムルス(キリヌス)と同列に扱われる方が(カエサル自身にとって不吉であり、暴君としての最期を暗示するため)好ましい、という政治的皮肉を込めている。

この箇所を引用する

キケロ, アッティクス宛書簡 §12.45.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0474.phi057.humanitext-lat1:12.45.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。