Humanitext Reader

キケロ · アッティクス宛書簡 §12.37A.1

ポンペイウスらの動向と神殿用地確保の再要請

310 / 461 箇所 · ラテン語

要旨

ヒルティウスから届いたポンペイウスの息子たちの動静や、アッティクスから知らされたカニニウスの難破について触れつつ、キケロは娘のための神殿建設地確保を改めて強く求める。

§12.37A.1Hirtius ad me scripsit Sex.
ヒルティウスが私に書き送ってきました。
Pompeium Corduba exisse et fugisse in Hispaniam citeriorem, Gnaeum fugisse nescio quo;
セクストゥス・ポンペイウスはコルドゥバを出て近ヒスパニアへ逃亡し、グナエウスはどこかへ逃亡したとのことです。
neque enim curo.
もっとも、私は気に留めていませんが。
nihil praeterea novi.
それ以外に新しいことは何もありません。
litteras Narbone dedit xiiii Kal. Maias.
彼は4月18日にナルボから手紙を出しました。
tu mihi de Canini naufragio quasi dubia misisti.
あなたはカニニウスの難破について、まるで疑わしいことであるかのように私に書き送ってきました。
scribes igitur si quid erit certius.
ですから、もし何か確実なことがあれば書いてください。
quod me a maestitia avocas, multum levaris si locum fano dederis.
あなたが私を悲しみから紛らわせようとしてくれていることについて言えば、もし神殿のための場所を提供してくれれば、あなたは大いに[私を慰める苦労から]解放されるでしょう。
multa mihi εἰς ἀποθέωσιν in mentem veniunt, sed loco valde opus est.
神格化に向けて多くのことが私の頭に浮かんでいますが、場所がどうしても必要なのです。
qua re etiam Othonem vide.
それゆえ、オトの件も進めてください。

語釈・文法注

  1. §12.37A.1nescio quo — 疑問文 `nescio quo [fugit]`(彼がどこへ逃げたのか私は知らない)が縮約され、一つの不定副詞「どこかへ」のように機能している。
  2. §12.37A.1novi — 形容詞 `novus` の中性単数属格。代名詞 `nihil`(何もない)に係る部分属格(partitive genitive)であり、「新しいことは何もない」を意味する。
  3. §12.37A.1quod me a maestitia avocas — 接続詞 `quod` は「〜ということに関しては」「〜という点について」と、あらかじめ話題を提示する限定・説明の節(quod of respect)を導いている。
  4. §12.37A.1levaris — 動詞 `levo`(軽くする、和らげる)の直説法受動態二人称単数現在形、あるいは未来形 `levaberis` の短縮形。主語は二人称単数のアッティクスであり、「(もし神殿の場所を都合してくれれば、私を慰めるという気苦労や労力から)あなたは大いに解放されるだろう(=それが私を一番慰めることになる)」という中動・受動的意味を表す。
  5. §12.37A.1loco — 非人称表現 `opus est`(〜が必要である)が要求する手段・物質の奪格。

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キケロ, アッティクス宛書簡 §12.37A.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0474.phi057.humanitext-lat1:12.37A.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。