Humanitext Reader

キケロ · アッティクス宛書簡 §10.3A.1-10.3A.2

アッティクスの行動への理解とカエサルの手紙の写し

225 / 461 箇所 · ラテン語

要旨

キケロはアッティクスに対し、前日に続き同日2通目の手紙を送るとともに、アッティクスがレギアで目撃された件に理解を示し、さらに自身を免責してくれたカエサルからの手紙の写しを同封したことを伝える。

§10.3A.1A. d. vii Idus alteram tibi eodem die hanc epistulam dictavi et pridie dederam mea manu longiorem.
イドゥスの七日前、私は同じ日にこの二通目の手紙をあなた宛てに口述しており、前日には自筆でより長い手紙を発送していた。
visum te aiunt in regia, nec reprehendo, quippe cum ipse istam reprehensionem non fugerim.
あなたがレギアで目撃されたと人々は言っているが、私は非難しない。 なぜなら私自身、そのような非難を免れてはいないのだから。
sed exspecto tuas litteras neque iam sane video quid exspectem, sed tamen, etiam si nihil erit, id ipsum ad me velim scribas.
だが、私はあなたからの手紙を待っている。 そして、もはや何を期待すべきか本当にはわからないが、それでもやはり、たとえ何もないとしても、そのこと自体を私に書いてほしいと思う。
§10.3A.2Caesar mihi ignoscit per litteras quod non venerim, seseque in optimam partem id accipere dicit.
カエサルは手紙の中で、私が彼の元へ行かなかったことを許してくれており、それを最も好意的に受け止めていると言っている。
facile patior, quod scribit, secum Titinium et Servium questos esse quia non idem sibi quod mihi remisisset.
ティティニウスとセルウィウスが彼に対して、自分たちには私に免じたのと同じことを免じてくれなかったと不満を漏らした、とカエサルが書いているのを、私は快く思っている。
homines ridiculos! qui cum filios misissent ad Cn. Pompeium circumsedendum, ipsi in senatum venire dubitarint.
滑稽な男たちめ! 彼らはグナエウス・ポンペイウスを包囲するために息子たちを送り込んでおきながら、自分自身は元老院に行くのをためらったのだから。
sed tamen exemplum misi ad te Caesaris litterarum.
だがともかく、私はカエサルの手紙の写しをあなたに送った。

語釈・文法注

  1. §10.3A.1A. d. vii Idus — "ante diem septimum Idus"(イドゥスの7日前)の略。ローマ暦の日付表記で、起算日(イドゥス)を含めて逆算するため、イドゥス(通常は13日または15日)の6日前を指す。
  2. §10.3A.1visum te — 間接話法の対格不定詞構文。対格 te(主語)に対して、完了被動形不定詞 visum esse の助動詞 esse が省略されており、全体として aiunt(彼らは言う)の目的語となっている。
  3. §10.3A.1velim scribas — 丁寧な願望を表す velim(volo の接続法現在1人称単数)に、接続法現在 scribas が(接続詞 ut なしで)直接従属しており、「あなたに書いてほしいと思う」という主観的な希望を表す。
  4. §10.3A.2facile patior, quod scribit — quod 節は「〜という事実について」あるいは「〜と彼が書いていること」を指す。facile patior は直訳すると「私は容易に耐える」だが、ここでは反語的または好意的な文脈で「快く思っている」「痛快に感じている」という意味で用いられている。
  5. §10.3A.2ad Cn. Pompeium circumsedendum — 前置詞 ad +名詞の対格(Cn. Pompeium)+一致する動形容詞の対格(circumsedendum)の構造で、目的を表す。「ポンペイウスを包囲するために」。
  6. §10.3A.2qui... dubitarint — 先行詞 homines ridiculos(感嘆の対格)を受ける関係代名詞 qui の節。動詞が接続法完了(dubitarint = dubitaverint の縮約形)なのは、単なる事実の叙述ではなく、主体の性質・行動に対する非難や理由(「〜したくせに…をためらうとは」)を表すため。

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キケロ, アッティクス宛書簡 §10.3A.1-10.3A.2. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0474.phi057.humanitext-lat1:10.3A.1-10.3A.2

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。