Humanitext Reader

キケロ · 縁者・友人宛書簡 §7.19.1

トレバティウスへの『トピカ』送付と学修の要点

141 / 413 箇所 · ラテン語

要旨

キケロはトレベルスにアリストテレスの『トピカ』をラテン語で解説した書物を送ったことを知らせ、学問の習得には指導者と実践が必要であることを市民法を例に挙げて説く。

§7.19.1vide quanti apud me sis;
私が君をどれほど大切に思っているかを知るがよい。
etsi iure id quidem;
もっとも、それは当然のことだがね。
non enim te amore vinco.
というのも、私は愛において君に勝ってはいないのだから。
verum tamen quod praesenti tibi prope subnegaram, non tribueram certe id absenti debere non potui.
しかしながら、君が目の前にいたときにはやんわりと拒み、確かには与えなかったあのことを、君が不在の今となっては、債務として負わないわけにはいかなかった。
itaque ut primum Velia navigare coepi, institui Topica Aristotelea conscribere ab ipsa urbe commonitus amantissima tui.
したがって、私がウェリアから船出するやいなや、君を心から愛するその都市自体に促されて、アリストテレスの『トピカ』を執筆することに着手した。
Eum librum tibi misi Regio, scriptum quam planissime res illa scribi potuit.
その本を私はレギウムから君に送った。 このテーマについて書かれうる限り、最もわかりやすく書いたものだ。
sin tibi quaedam videbuntur obscuriora, cogitare debebis nullam artem litteris sine interprete et sine aliqua exercitatione percipi posse.
しかし、もし君にとってある箇所がやや難解に思われるなら、いかなる技術も書物だけで、解説者なしに、また何らかの実践なしには習得されえないということを、君は考えるべきだ。
non longe abieris;
遠くまで例を探しに行く必要はない。
num ius civile vestrum ex libris cognosci potest? qui quamquam plurimi sunt, doctorem tamen usumque desiderant.
君たち市民法は、本からだけで学ぶことができるだろうか。 市民法に関する本はきわめて多数あるけれども、やはり指導者と実務を必要とする。
quamquam, tu, si attente leges, si saepius, per te omnia consequere ut certe intellegas;
もっとも、君なら、もし注意深く読むなら、また何度も読むなら、自分自身で確実に理解するに至るすべてを成し遂げるだろう。
ut vero etiam ipsi tibi loci proposita quaestione occurrant exercitatione consequere;
しかし、問いが提示されたときに、トポス自体が君の心に浮かんでくるようになることについては、実践によって達成するだろう。
in qua quidem nos te continebimus, si et salvi redierimus et salva ista offenderimus.
この実践においてこそ、私が無事に戻り、またそちらの事柄が無事であるのを見出すならば、私は君をその中に引き留めておく(指導し続ける)つもりだ。
v K. Sextil. Regio.
7月28日、レギウムにて。

語釈・文法注

  1. 7.19.1debere non potui — debereは「債務を負う」「義理がある」を意味し、ここでは「(目の前にいるときには断った執筆の約束を)あなたが不在となった今、提供しないままでいる(借りを残したままにする)ことはできなかった」という意味。quod... subnegaram の節が先行詞 id を通じて debere の直接目的語となっている。
  2. 7.19.1amantissima tui — tuiは二人称単数代名詞の属格で、現在分詞から派生した形容詞の最上級 amantissima(主格・女性・単数、urbe に一致)が支配する客観的属格(「あなたを愛する」)。
  3. 7.19.1ut vero etiam ipsi tibi loci proposita quaestione occurrant exercitatione consequere — 文の骨格は consequere(二人称単数未来、consequeris の異形)を主動詞とし、ut ... occurrant(接続法現在)の名詞節をその目的語とする構造。exercitatione は手段の奪格(「実践によって」)。名詞節内では、loci(主語、「トポス」)、ipsi tibi(与格、「あなた自身に」)、proposita quaestione(独立奪格、「問いが提示されたときに」)、occurrant(動詞、「浮かび上がる」)という構造になっている。

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キケロ, 縁者・友人宛書簡 §7.19.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0474.phi056.humanitext-lat1:7.19.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。