Humanitext Reader

キケロ · 縁者・友人宛書簡 §6.17.1-6.17.2

国家再建への希望と同居の約束への謝意

117 / 413 箇所 · ラテン語

要旨

著者は国家の再建を望むとともに、再建後に文通相手が自分と同居するという約束を喜び、彼との間にある親密な絆の強さを確認している。

§6.17.1Cum ceterarum rerum causa cupio esse aliquando rem p. constitutam tum velim mihi credas accedere, id etiam quo magis expetam, promissum tuum, quo in litteris uteris;
私が、他のあらゆる理由から、いつの日か国家が再建されることを切望しているのと同時に、私がそれをいっそう強く望む理由となる、まさにそのこととして、あなたが手紙の中で交わしてくれた約束がそこに加わるのだと、あなたに信じてもらいたいのです。
§6.17.2scribis enim, si ita sit, te mecum esse victurum.
実際、あなたは、もしそうなれば私とともに暮らすつもりだと書いておられます。
gratissima mihi tua voluntas est facisque nihil alienum necessitudine nostra iudiciisque patris tui de me, summi viri.
あなたのこのお気持ちは私にとってこの上なく嬉しいものであり、あなたは私たちの親密な絆にも、この上なく優れた人物であったあなたのお父上の一言(私に対する好意的な評価)にも、少しも背かない行動をしておられます。
nam sic habeto, beneficiorum magnitudine eos, qui temporibus valuerunt ut valeant, coniunctiores tecum esse quam me,. necessitudine neminem.
というのも、このように心得ていただきたいのです。 時勢に乗じて力を得た(そして今も得ている)人々が、受けている恩恵の大きさにおいてあなたと私より強く結びついていることはあるとしても、親密な絆においては、誰も私以上に強くあなたと結びついてはいない、と。
quam ob rem grata mihi est et memoria tua nostrae coniunctionis et eius etiam augendae voluntas
それゆえ、私にとって、あなたが私たちの絆を覚えていてくださることも、それをさらに深めようと望んでくださることも、ともに喜ばしいことなのです。

語釈・文法注

  1. 6.17.1accedere — 間接話法を導く credas の目的語となる不定詞。その文法上の主語は promissum tuum(あなたの約束)である。
  2. 6.17.1id etiam quo magis expetam — id は主語である promissum tuum を先行詞とする同格名詞で、quo は度合いを示す奪格(「それだけいっそう」)の関係代名詞。expetam は関係節内の接続法(性質・結果)。全体として「私がそれをいっそう強く望む理由となるまさにそのこととして」という挿入的・同格的な機能を果たしている。
  3. 6.17.2nihil alienum necessitudine nostra iudiciisque — 形容詞 alienum(異質な、背いた)が奪格 necessitudine および iudiciis を支配している。
  4. 6.17.2beneficiorum magnitudine — 比較級 coniunctiores を修飾する観点の奪格(「〜の大きさにおいて」)。
  5. 6.17.2eius etiam augendae voluntas — eius(女性単数属格、先行詞 coniunctio「結びつき」を指す)に動形容詞 augendae が一致した動形容詞構文。全体として voluntas(意志、望み)を修飾する目的格的属格として機能している(「それをさらに深めようとする望み」)。

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キケロ, 縁者・友人宛書簡 §6.17.1-6.17.2. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0474.phi056.humanitext-lat1:6.17.1-6.17.2

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。