Humanitext Reader

キケロ · 縁者・友人宛書簡 §5.4.1-5.4.2

ケレルへの協力の懇願と親族の救済の警告

78 / 413 箇所 · ラテン語

要旨

アッティクスらの手紙やケレルの温和な演説を知ったキケロが、ケレルに対し、身内の敵意に流されず自身と協力し合うよう求め、今手遅れになれば将来救おうとしても救えなくなると警告する。

§5.4.1Litterae Quinti fratris et T. Pomponi, necessarii mei, tantum spei dederant, ut in te non minus auxili quam in tuo conlega mihi constitutum fuerit.
弟クィントゥスと、私の親しい友人であるT・ポンポニウスの手紙は、多大なる希望を与えていたので、私はあなたの同僚におけるのと劣らず、あなたの中にも助けがある(頼れるものがある)と確信していたほどでした。
itaque ad te litteras statim misi, per quas, ut fortuna postulabat, et gratias tibi egi et de reliquo tempore auxilium petii.
それゆえ、私はすぐにあなたに手紙を送り、その中で、当時の状況が要求したように、あなたに感謝を捧げるとともに、今後の援助を求めました。
postea mihi non tam meorum litterae quam sermones eorum, qui hac iter faciebant, animum tuum immutatum significabant;
その後、私には、身内の者たちの手紙というよりはむしろ、こちらへ旅をしてくる人々の話が、あなたの心が私から変わってしまったことを示していました。
quae res fecit ut tibi litteris obstrepere non auderem.
このことがあったために、私は手紙によってあなたを煩わせる勇気を持てずにいたのです。
§5.4.2nunc mihi Quintus frater meus mitissimam tuam orationem, quam in senatu habuisses, perscripsit;
今や、私の弟クィントゥスが、あなたが元老院でなされたという、極めて穏和な演説について詳細に書き送ってくれました。
qua inductus ad te scribere sum conatus et abs te, quantum tua fert voluntas, peto quaesoque, ut tuos mecum serves potius quam propter adrogantem crudelitatem tuorum me oppugnes.
これに導かれて、私はあなたに手紙を書こうと試みました。 そして、あなたの好意が許す限りにおいて、あなたにお願いし懇願します。 あなたの身内の者たちの傲慢な残酷さのゆえに私を攻撃するよりはむしろ、私とともに、あなたの身内の者たちを守ってくださるように。
tu, tuas inimicitias ut rei p.
あなたは、国家のためにあなた自身の敵意を捨てるべく、自分自身に打ち勝ちました。
donares, te vicisti, alienas ut contra rem p. confirmes, adduceris? quod si mihi tua clementia opem tuleris, omnibus in rebus me fore in tua potestate tibi confirmo.
それなのに、他人の敵意を国家に反して強化するために、引きずり込まれるのですか。 しかし、もしあなたがその慈悲深さをもって私に助けをもたらしてくださるなら、私はあらゆることにおいて自分があなたの配下にあるだろうということを、あなたに確言します。
si mihi neque magistratum neque senatum neque populum auxiliari propter eam vim, quae me cum re p. vicit, licuerit, vide ne, cum velis revocare tempus omnium servandorum, cum qui servetur non erit, non possis.
もし、国家とともに私を打ち負かしたあの暴力のせいで、政務官も元老院も民衆も私を援助することが私に許されないならば、あなたがすべての人々を救うべき時を呼び戻したいと望むとき、救われるべき者が誰もいなくなっていて、それができないということにならないように、気をつけてください。

語釈・文法注

  1. §5.4.1mihi constitutum fuerit — 非人称受動構文、あるいは中立完了分詞に行為者の与格 mihi が伴ったもので、「私において決定されていた(確信されていた)」の意。ここでは結果の ut 節の中で、conlega(同僚。前63年の同僚執政官 C. アントニウス)に期待するのと同様に、ケレルにも助けを見込んでいたことを示す。
  2. §5.4.2tuos mecum serves — 接続法現在2人称単数 serves が ut 節内で使われ、「私と一緒に(mecum)あなたの身内の人々(tuos、ここでは特にメテッルス・ネポスを指す)を保護する(守る/救う)」という意味。キケロを攻撃する代わりに、彼らの一族が過ちを犯さないようキケロと協力して善導することを求めている。
  3. §5.4.2vide ne... non possis — 懸念を示す接続詞 ne を伴う vide ne(〜しないよう気をつけてほしい)に、否定の可能を示す non possis(あなたが〜できない)が結びついたもの。二重否定として機能し、「〜できないということにならないように(=できるように)」という強い警告・助言を表す。

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キケロ, 縁者・友人宛書簡 §5.4.1-5.4.2. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0474.phi056.humanitext-lat1:5.4.1-5.4.2

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。