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キケロ · 縁者・友人宛書簡 §16.3.1-16.3.2

アリュズィア出発と急がず静養するよう求めるチロへの手紙

393 / 413 箇所 · ラテン語

要旨

キケロはアリュズィアに留まってクイントゥスの到着を待った後、次の目的地へ出発するに際して手紙を執筆し、ティロに対して決して急がず健康の回復を最優先するよう重ねて懇願している。

§16.3.1nos apud Alyziam, ex quo loco tibi litteras ante dederamus, unum diem commorati sumus, quod Quintus nos consecutus non erat.
私たちはアリュズィアに――以前この場所からあなたに手紙を差し出しましたが――一日だけ滞在しました。 クイントゥスが私たちにまだ追いついていなかったからです。
is dies fuit non. Nov.
その日は十一月五日でした。
Inde ante lucem proficiscentes ante diem viii Idus Nov. has litteras dedimus.
そこから夜明け前に出発するにあたり、十一月六日にこの手紙を差し出します。
tu si nos omnis amas et praecipue me, magistrum tuum, confirma te.
もしあなたが私たち全員を、そして特にあなたの教師である私を愛してくれているなら、体を大事にしてください。
§16.3.2ego valde suspenso animo exspecto primum te scilicet, deinde Marionem cum tuis litteris.
私は非常に不安な心で、第一にはもちろんあなたを、第二にはあなたの手紙を携えたマリオを待っています。
omnes cupimus, ego in primis, quam primum te videre sed, mi Tiro, valentem.
私たち全員が、とりわけ私が、できるだけ早くあなたに会いたいと願っていますが、わがティロよ、健康なあなたに会いたいのです。
qua re nihil properaris;
ですから、少しも急ぐ必要はありません。
satis cito te videro, si valebis.
あなたが健康でいてくれさえすれば、私は十分に早くあなたに会えることになるでしょう。
utilitatibus tuis possum carere;
あなたの役立ちがなくても私はやっていけます。
te valere tua causa primum volo, tum mea, mi Tiro.
わがティロよ、あなたが健康でいることを、第一にあなた自身のために、そして第二に私のために望んでいます。
vale.
お元気で。

語釈・文法注

  1. §16.3.1ex quo loco — 関係形容詞 quo が名詞 loco を修飾し、先行する Alyziam(アリュズィア)を指示している。「その(アリュズィアという)場所から」の意。
  2. §16.3.1has litteras dedimus — 書簡体過去。手紙の執筆時点ではなく、受取人が手紙を読む時点を基準として完了時制の dedimus を用いている。訳出にあたっては、各言語の自然な現在時制(「差し出します」等)にするのが望ましい。
  3. §16.3.2nihil properaris — 禁止の接続法。properaris は properaveris(完了接続法2人称単数)の短縮形。副詞的対格の nihil(全く〜ない)を伴って、「少しも急ぐな」という禁止を表す。
  4. §16.3.2satis cito te videro — 未来完了 videro。未来のある時点において行為が完了していることを示すだけでなく、確実な結果や即座の実現を強調する表現であり、「(あなたが元気でさえあれば)すぐにでも会うことになるだろう」という確信を示す。
  5. §16.3.2utilitatibus tuis possum carere — carere は奪格(utilitatibus tuis)を支配し、「〜なしで過ごす、〜を欠いている」の意。utilitates(複数形)は、ティロがキケロのために行う秘書業務や身の回りの世話などの「役立ち、奉仕、尽力」を指す。

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キケロ, 縁者・友人宛書簡 §16.3.1-16.3.2. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0474.phi056.humanitext-lat1:16.3.1-16.3.2

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。