Humanitext Reader

キケロ · 縁者・友人宛書簡 §13.60.1

友人レグルスの解放奴隷トリュポンの推薦

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要旨

キケロは、親しい友人ルキウス・レグルスの解放奴隷であるルキウス・リウィネイウス・トリュポンを宛先人に強く推薦し、トリュポンがキケロの困難な時期に尽くしてくれた功績を称え、便宜を図るよう求めている。

§13.60.1L. Livineius Trypho est omnino L. Reguli, familiarissimi mei, libertus;
ルキウス・リウィネイウス・トリュポンは、全くもって私の極めて親しい友人であるルキウス・レグルスの解放奴隷です。
cuius calamitas etiam officiosiorem me facit in illum;
彼の不幸は、私を彼に対してさらにいっそう尽力するようにさせます。
nam benevolentior quam semper fui esse non possum.
というのも、私が常に彼に対して抱いてきた以上に好意的になることはできないからです。
sed ego libertum eius per se ipsum diligo;
しかし、私は彼の解放奴隷を、彼自身のゆえに愛しています。
summa enim eius erga me officia exstiterunt iis nostris temporibus, quibus facillime benevolentiam hominum et fidem perspicere potui.
というのも、私が人々の好意と忠実さを極めて容易に見極めることができた、あの私の困難な時期において、私に対する彼の極めて大きな尽力が示されたからです。
Eum tibi ita commendo, ut homines grati et memores bene meritos de se commendare debent.
私は彼を、感謝を忘れず記憶している人々が、自分たちに恩義のある人々を推薦すべきであるまさにそのように、あなたに推薦します。
pergratum mihi feceris, si ille intellexerit se, quod pro salute mea multa pericula adierit, saepe hieme summa navigarit, pro tua erga me benevolentia gratum etiam tibi fecisse.
もし彼が、自分が私の安全のために多くの危険に立ち向かい、しばしば真冬に航海したことが、私に対するあなたの好意のおかげで、あなたにとっても喜ばしいことであったのだと知るならば、あなたは私にとって極めて喜ばしいことをしてくださることになるでしょう。

語釈・文法注

  1. 13.60.1cuius calamitas — 関係代名詞 cuius および続く代名詞 illum は、直前のルキウス・レグルス(L. Regulus)を指す。彼が被った不幸(calamitas)に対し、キケロは精神的な好意(benevolentia)はすでに最大であるため、実際の行動(officiosior)においてより尽力すると述べている。
  2. 13.60.1bene meritos de se — 慣用表現 bene mereri de aliquo(「誰かに恩を施す、功績を立てる」)の完了分詞が名詞的に用いられている。再帰代名詞 se は主節の主語である homines grati et memores(感謝を忘れず記憶している人々)を指す。
  3. 13.60.1pergratum mihi feceris — 未来完了形 feceris は条件節の intellexerit(未来完了)と相関し、将来実現するであろう事柄に対する丁寧な感謝や依頼を表す書簡の慣用表現である。

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キケロ, 縁者・友人宛書簡 §13.60.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0474.phi056.humanitext-lat1:13.60.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。