Humanitext Reader

ユリウス・カエサル · ガリア戦記 §8.32.1-8.32.2

ドラッペースらのウクセッロドゥヌム占領

381 / 404 箇所 · ラテン語

要旨

ドラッペースとルクテリウスは、ローマ軍の追撃から逃れるために属州侵入を断念し、カドゥルキ族の領土にある天然の要害ウクセッロドゥヌムを占領して味方に引き入れる。

§8.32.1At Drappes unaque Lucterius, cum legiones Caniniumque adesse cognoscerent nec se sine certa pernicie persequente exercitu putarent provinciae fines intrare posse nec iam libere vagandi latrociniorumque faciendorum facultatem haberent, in finibus consistunt Cadurcorum.
\nしかし、ドラッペースと、彼と行動をともにするルクテリウスは、軍団とカニニウスが接近していることを知り、軍勢が追撃してくる中で確実な破滅なしには属州の国境に入ることができないと考え、またもはや自由に徘徊して略奪を行う機会も失っていたため、カドゥルキ族の領土内にとどまった。
§8.32.2Ibi cum Lucterius apud suos cives quondam integris rebus multum potuisset, semperque auctor novorum consiliorum magnam apud barbaros auctoritatem haberet, oppidum Vxellodunum, quod in clientela fuerat eius, egregie natura loci munitum, occupat suis et Drappetis copiis oppidanosque sibi coniungit.
\n\nそこで、ルクテリウスは、かつて事態が無傷であった頃に同胞たちの間で多大な影響力を持っており、常に新しい計画の主唱者として野蛮人たちの間で大きな威信を有していたため、自身の被護関係にあった、土地の自然の地形によって極めて堅固に守られたウクセッロドゥヌムの町を、自身とドラッペースの軍勢で占領し、町の人々を自分たちに味方させた。

語釈・文法注

  1. 8.32.1persequente exercitu — 現在分詞 persequente と名詞 exercitu による独立奪格(絶対奪格)構文。「軍勢が追撃する中で」という付帯状況ないし譲歩的な条件を表す。
  2. 8.32.1vagandi latrociniorumque faciendorum — 名詞 facultatem にかかる属格の修飾関係。自動詞 vagor の動名詞属格 vagandi と、他動詞 facio の動名詞的形容詞(ゲルンディヴム)構文である latrociniorum faciendorum が接続詞 -que で等位的に接続されている。
  3. 8.32.2integris rebus — 形容詞 integris と名詞 rebus による独立奪格(絶対奪格)構文。「事態が無傷であったとき」「まだ戦況が悪化していなかった頃」という過去の状況を表す。

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ユリウス・カエサル, ガリア戦記 §8.32.1-8.32.2. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0448.phi001.humanitext-lat2:8.32.1-8.32.2

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。