「お前の息子が彼女とともにあなたの家で暮らすこと、これがあなた方の計画だったのだ。
§935Quaeso, quid narras?
」デミポ:「頼むから、何を言っているんだ?
§935bQuin tu mihi argentum cedo.
」「それより、私に金を返しなさい。
§936Immo vero uxorem tu cedo.
」ポルミオ:「いや、むしろあなたこそ妻を引き渡しなさい。
§936bIn ius ambula.
」デミポ:「裁判所へ行け。
§937In ius? enimvero si porro esse odiosi pergitis—
」ポルミオ:「裁判へ?
§938Quid facies?
しかし本当に、もしあなた方がこれ以上うるさくし続けるつもりなら――」デミポ:「何をするつもりだ?
§938bEgone? Vos me indotatis modo
」ポルミオ:「私がですか?
§939Patrocinari fortasse arbitramini:
あなた方は、私が持参金のない女たちだけを擁護するのだと、おそらく今思っておられるのでしょう。
§940Etiam dotatis soleo.
持参金のある女たちも、私はいつも擁護しているのですよ。
§940bQuid id nostra?
」クレメス:「それが我々と何の関係がある?
§940cNihil.
」ポルミオ:「何でもありません。
§941Hic quandam noram cuius vir uxorem —
」「ここで私はある女性を知っていました。
§941bHem.
彼女の夫は、妻を――」クレメス:「うっ。
§941cQuid est?
」デミポ:「何だ?
§942Lemni habuit aliam:—
」ポルミオ:「レムノス島にもう一人の妻を持っていました――」クレメス:「私はおしまいだ。
§942bNullus sum.
」ポルミオ:「その女との間に娘をもうけ、その子を密かに育てています。
§943bSepultus sum.
」ポルミオ:「このことをまさに私は、今すぐあの奥方にすべて話して聞かせましょう。
§944Haec adeo ego illi iam denarrabo.
」クレメス:「頼むから、しないでくれ。
§944bObsecro,
」ポルミオ:「おや、あなたがその人でしたか?
§946Missum te facimus.
」デミポ:「お前を放免してやろう。
§946bFabulae.
」ポルミオ:「たわ言ですね。
§946cQuid vis tibi?
」デミポ:「お前は何を望んでいるのだ?
§947Argentum quod habes condonamus te.
」「お前が持っているあの金は、お前にくれてやる。
§947bAudio.
」ポルミオ:「聞こえていますよ。
」「それなら一体全体、なぜあなた方は私をこのように愚弄するのですか、愚か者どもめ、あなた方の子供じみた考えで?
§950"Nolo, volo: volo, nolo rursum: cedo, cape.
」「『嫌だ、やっぱり欲しい。 欲しい、嫌だ、またやっぱり嫌だ。 よこせ、受け取れ。
§951Quod dictum, indictum est: quod modo erat ratum, irritum est. "
』」「『言ったことは言わなかったことに。 さっき決定したことは無効に。
§952Quo pacto aut unde haec hic rescivit?
』」クレメス:「どうやって、あるいはどこから、こいつはこれらのことを知ったのだ?
§952bNescio;
」デミポ:「わからん。
§953Nisi me dixisse nemini id certo scio.
ただ、私がそれを誰にも言わなかったことだけは確かだ。
§954Monstri, ita me Di ament, simile.
」クレメス:「神々に愛されますように、本当に不可思議なことだ。
§954bInieci scrupulum.
」ポルミオ:「不安の種を植え付けてやったぞ。
§954cHem.
」クレメス:「はあ。
§955Hicine ut a nobis hoc tantum argenti auferat,
」デミポ:「こいつが我々からこれほどの大金を奪い去り、こんなにも公然と嘲笑うなどということがあってたまるか?
§956Tam aperte irridens? Emori hercle satius est.
ヘラクレスにかけて、死ぬ方がましだ。
§957Animo virili praesentique ut sis para:
」「男らしく、毅然とした心を持つように覚悟を決めよ。
§958Vides tuum peccatum esse clatum foras;
」「お前の過ちが外に漏れてしまったのが見えるだろう。
§959Neque iam id celare posse te uxorem tuam.
」「そして、もうそれをお前の妻に隠し通すことはできないということも。
」「クレメス、今や彼女が他から聞くことになるであろうことを、我々自身が告白する方が、なだめやすいのだ。
§963bAtat, nisi inihi prospicio, haereo.
」ポルミオ:「おっと、もし用心しなければ、窮地に陥るな。
§964Hi gladiatorio animo ad me affectant viam.
」「こいつらは決死の覚悟で、私に向かって進んできている。
§965At vereor ut placari possit.
」クレメス:「だが、彼女がなだめられ得るかどうか心配だ。
§965bBono animo es.
」デミポ:「心配するな。
§966Ego redigam vos in gratiam, hoc fretus, Chreme, §967Quum e medio excessit unde haec suscepta est tibi.
」「クレメス、お前がその娘をもうけた相手がこの世を去っているということを頼みにして、私があなた方を和解させてみせよう。
§968Itane agitis mecum? Satis astute aggredimini.
」ポルミオ:「私に対してそう出るか? 実に巧妙に仕掛けてくるな。
§969Non hercle ex re istius me instigasti, Demipho.
」「デミポ、ヘラクレスにかけて、お前が私を駆り立てたのは、あいつの利益にはらんぞ。
§970Ain tu? Ubi quae libitum fuerit peregre feceris,
」「本気で言っているのか?
§971Neque huius sis veritus feminae primariae, §972Quin novo modo ei faceres contumeliam, §973Venias mihi precibus lautum peccatum tuum?
海外で好きなことをやりたい放題やって、この第一流の婦人を敬いもせず、前代未聞の方法で彼女を侮辱しておきながら、今さら懇願して自分の過ちを洗い流そうとやって来るのか?
§974Hisce ego illlam dictis ita tibi incensam dabo
」「これらの言葉で、私は彼女をお前に向けて激怒させてみせる。
§975Ut ne restinguas lacrimis si exstillaveris.
お前が涙を流し尽くしたとしても、消し止められないほどにな。
§976Malum quod isti Di Deaeque omnes duiut.
」デミポ:「神々、女神たちすべてが、あいつに災いを与えてくださるように。
§977Tantane affectum quenquam esse hominem audacia?
」「人間がこれほどまでのずうずうしさに冒されているということがあり得るか?
」「この悪党は公の力で、ここから無人の地へと追放されるべきではないのか?
」クレメス:「私は、こいつをどう扱えばよいのか全くわからないほどの窮地に追い込まれてしまった。
§980bEgo scio:
」デミポ:「私は知っている。
§981In ius eamus.
」「裁判所へ行こう。
§981bIn ius? huc, si quid libet.
」ポルミオ:「裁判へ? もしお望みなら、こちらへどうぞ。
§982Assequere ac retine, dum ego huc servos evoco.
」デミポ:「こいつを追いかけて引き留めておけ、私がここに奴隷たちを呼び出す間。
§983Enim solus nequeo: accurre huc.
」クレメス:「だが、一人では無理だ! こっちへ走ってきてくれ!
§984bLege agito ergo.
」デミポ:「それなら法律に従って訴えるがいい。
§984cAltera est tecum, Chreme.
」ポルミオ:「もう一つは、クレメス、お前との間にあるぞ。
§985Rape hunc.
」デミポ:「こいつをひっ捕らえろ。
§985bItane agitis? enimvero voce est opus.
」ポルミオ:「そう来るか? それなら本当に大声を出す必要があるな。
§986Nausistrata, exi.
」「ナウシストラタ、出てきてくれ!
§986bOs opprime.
」デミポ:「口を塞げ!
§987bNausistrata, inquam.
」ポルミオ:「ナウシストラタ、と言っているんだ!
§987cNon taces?
」クレメス:「黙らないか!
§988Taceam?
」ポルミオ:「黙れだと?
§988bNisi sequitur, pugnos in ventrem ingere.
」デミポ:「もしついて来ないなら、腹に拳を叩き込め!
§989Vel oculum exclude: est ubi vos ulciscar probe.
」ポルミオ:「目玉をえぐり出してもいいぞ。 お前たちにたっぷり仕返しをする機会があるのだから。
§990Quis nominat me?
」ナウシストラタ:「誰が私の名前を呼んでいるの?
§990bHem.
」クレメス:「あっ。
§991bEhem, quid nunc obstipuisti?
」ポルミオ:「おや、どうして今、呆然としているんだ?
§991cQuis hic homo est?
」ナウシストラタ:「この人は誰?
§992Non mihi respondes?
」「私に答えてくれないの?
」ポルミオ:「こいつがあなたに答えられるはずがないでしょう、ヘラクレスにかけて、自分がどこにいるのかさえ分かっていないのだから。
§993bCave isti quicquam creduas.
」クレメス:「あいつの言うことを決して信じるな。
§994Abi, tange: si non totus friget, me enica.
」ポルミオ:「行って、触ってみてください。 もし彼が全身冷たくなっていないなら、私を殺してもいいですよ。
§995Nihil est.
」クレメス:「何でもないんだ。
§995bQuid ergo est? quid istic narrat?
」ナウシストラタ:「では、何なの? あの人は何を話しているの?
§996bPergin credere?
」クレメス:「まだあいつを信じるのか?
§998bNon pol temere est quod tu tam times.
」ナウシストラタ:「ポルクスにかけて、あなたがこれほど恐れているのは、わけがないことではないわ。
§999Ego timeo?
」クレメス:「私が恐れているだと?
§999bRecte sane: quando nihil times,
」ポルミオ:「その通り。
§1000Et hoc nihil est quod ego dico, tu narra.
お前が何も恐れていなくて、私の言うことが何でもないことなら、お前から話しなさい。
§1000bScelus!
」デミポ:「悪党め!
§1001Tibi narret?
」クレメス:「お前に話せというのか? 」