Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §10.22.1

生と去就と死のいずれにも動じぬ心の平安

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要旨

現世にとどまるか、自ら去るか、死を迎えるかという三つの状況のいずれにおいても、生や役割の完結という点ではこれら以外に選択肢はなく、ゆえに心穏やかであるべきだと説く。

§10.22.1Ἤτοι ἐνταῦθα ζῇς καὶ ἤδη εἴθικας·
あなたはここで生き、すでにそれに慣れているか。
ἢ ἔξω ὑπάγεις καὶ τοῦτο ἤθελες·
あるいは、外へと去り、これを望んだか。
ἢ ἀποθνῄσκεις καὶ ἀπελειτούργησας.
あるいは、死を迎えて、自らの務めを終えたか。
παρὰ δὲ ταῦτα οὐδέν.
これら以外には何もない。
οὐκοῦν εὐθύμει.
それゆえ、安らかであれ。

語釈・文法注

  1. §10.22.1ἔξω ὑπάγεις — 「外へ去る」の意。ここでは現世から(おそらく自発的に)退去すること、すなわち自死を暗示している。未完了過去の ἤθελες(望んだ)が続くことで、それが本人の主体的意志による決定であったことが示されている。
  2. §10.22.1ἀπελειτούργησας — ἀπολειτουργέω(公的な義務や奉仕を果たす)のアオリスト。古代ギリシアの都市国家における公共奉仕(leitourgia)のメタファーであり、人生という舞台における自らの義務・役割を完全に果たし終えたことを意味する。
  3. §10.22.1εὐθύμει — εὐθυμέω(元気を出す、上機嫌でいる、安らかである)の現在命令形。どのような状況や死に直面しても、自然や宇宙の秩序に従っている限り、動揺せず穏やかな心でいるべきだというストア派の実践的態度を示している。

この箇所を引用する

マルクス・アウレリウス, 自省録 §10.22.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:10.22.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。