Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §10.17.1

全体から見た個々の事物と時間の微小さ

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要旨

全体の時間と全物質の巨大さに比べれば、個々の物事は粟粒や錐の一回転のように極めて微小で一瞬のものにすぎないという心像を常に抱くよう促す。

§10.17.1Τοῦ ὅλου αἰῶνος καὶ τῆς ὅλης οὐσίας συνεχῶς φαντασία καὶ ὅτι πάντα τὰ κατὰ μέρος, ὡς μὲν πρὸς οὐσίαν, κεγχραμίς, ὡς δὲ πρὸς χρόνον, τρυπάνου περιστροφή.
全体の時間と全体の物質について絶えず心像を抱け。 そして、個々のものはすべて、物質に比すれば粟粒であり、時間に比すれば錐の一回転にすぎないということを(心に留めよ)。

語釈・文法注

  1. §10.17.1Τοῦ ὅλου αἰῶνος καὶ τῆς ὅλης οὐσίας — 後続の名詞 φαντασία に係る客観属格で、「全体の時間(永遠)と全体の物質(宇宙の総質量)に関する心像」を意味する。
  2. §10.17.1φαντασία — 繋辞や命令動詞(ἔστω など)を伴わない名詞単独の表現(体言止め)。実践的な哲学の勧告として、「絶えず心像を抱け」「常に念頭に置け」という命令の意味が言外に補われる。
  3. §10.17.1πάντα τὰ κατὰ μέρος — ὅτι 節の中の主語。述語である κεγχραμίς(粟粒)および τρυπάνου περιστροφή(錐の一回転)との間の繋辞(ἐστί)が省略されている。また、ὅτι 節全体は φαντασία と並列に「〜という事実(の心像)」を導く名詞節として機能している。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §10.17.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:10.17.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。