Humanitext Reader

テオプラストス · 断片 §86f.1

共同の食事と質素な生活による富の無力化

93 / 196 箇所 · ギリシア語

要旨

テオフラストスの言葉として、共同の食事と生活の簡素さによって富の価値や羨望をなくすことの重要性を述べている。

§86f.1Fr. 86f Μεῖζον δὲ τὸ τὸν πλοῦτον ἄζηλον, ὥς φησι Θ., καὶ ἄπλουτον ἀπεργάσασθαι τῇ κοινότητι τῶν δείπνων καὶ τῇ περὶ τὴν δίαιταν εὐτελείᾳ.
しかし、テオフラストスが言うように、共同の食事と生活における簡素さによって、富を羨ましくないもの、そして富としての価値のないものにすることこそ、よりいっそう大きなことである。

語釈・文法注

  1. Fr. 86fΜεῖζον — 比較級中性単数主格で、繋辞 ἐστί が省略された叙述用法の形容詞。冠詞付き不定詞句 τὸ ... ἀπεργάσασθαι を主語とする。
  2. Fr. 86fἀπεργάσασθαι — 動詞 ἀπεργάζομαι(〜を…にする)のアオリスト不定詞で、二重対格をとる。ここでは τὸν πλοῦτον(富)が直接目的語、ἄζηλον ... καὶ ἄπλουτον(羨ましくないもの、そして富ではないもの)が補語となっている。
  3. Fr. 86fἄπλουτον — 本来は「富のない、貧しい」を意味する形容詞 ἄπλουτος が、ここでは直接目的語 τὸν πλοῦτον(富)の補語として用いられ、「富を富ではないものにする(その価値を無効化する)」という撞着語法(oxymoron)的な表現になっている。

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テオプラストス, 断片 §86f.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0093.tlg010x09.humanitext-grc1:86f.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。