Humanitext Reader

テオプラストス · 断片 §66.1

定義の単一性と発話の連続性の条件

65 / 196 箇所 · ギリシア語

要旨

テオプラストスによる定義の単一性に関する議論であり、定義が一つの言説であるためには、一つの主体を定義し、発話が連続していなければならないことを示す。

§66.1Fr. 66 Th. de Affirmatione et negatione sic docuit, definitionem unam semper orationem eamque oportere continuatim proferri: illa enim una oratio esse dicitur, quae unius substantiae ̓εεὶξιω est.
テオプラストスは『肯定と否定について』において、定義とは常に一つの言説であり、それは連続して発音されなければならないと教えた。 なぜなら、一つの実体の提示であるような言説が、一つの言説と言われるからである。
Definitio autem, ut v. gr. hominis, animal gressibile bipes, una est oratio per hoc, quoniam unum subjectum i. e. hominem ὁε.
ところで、例えば人間の定義である「歩行する二本足の動物」は、一つの主語、すなわち人間を定義しているという、このことによって一つの言説なのである。
Sin vero quis dividat et orationem unam rem significantem proferendi intermissione distribuat, multiplex fit oratio.
しかし、もし誰かが分割し、一つの事物を意味する言説を発話の休止によって分断するならば、その言説は複数になってしまう。

語釈・文法注

  1. §66.1̓εεὶξιω — 写本上のギリシア語の破損。文脈およびアリストテレス『命題論』での議論から、ギリシア語の `δεῖξις`(提示、指示)あるいは `ἔκθεσις` などの語が崩れたものと推測される。本訳では「提示」の意味として解釈した。
  2. §66.1ὁε. — ギリシア語動詞 `ὁρίζει`(定義する、規定する)の省略あるいは破損と考えられる。先行する `Definitio`(定義)および `hominem`(人間を)との呼応から、文脈上「定義する」と解釈するのが最も自然である。
  3. §66.1proferendi intermissione — `proferendi` は動名詞 `proferre`(発音する、口にする)の属格で、`intermissione`(中断、休止、奪格)を修飾している。「発音することの中断によって」を意味する。

この箇所を引用する

テオプラストス, 断片 §66.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0093.tlg010x09.humanitext-grc1:66.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。