Humanitext Reader

テオクリトス · エピグラム集 §3.1-3.6

眠るダフニスへのパンとプリアーポスからの逃走の警告

3 / 25 箇所 · ギリシア語

要旨

詩人は眠っているダフニスに対し、パンとプリアーポスが彼を捕らえようと近づいているため、急いで目を覚まして逃げるように促す。

§3.1εὕδεις φυλλοστρῶτι πέδῳ Δάφνι σῶμα κεκμακὸς §3.2ἀμπαύων·
葉を敷き詰めた地面の上で、ダフニスよ、お前は眠っている、疲れた体を休めながら。
στάλικες δʼ ἀρτιπαγεῖς ἀνʼ ὄρη.
そして山々には、網の支柱が新たに立てられている。
§3.3ἀγρεύει δέ τυ Πὰν καὶ ὁ τὸν κροκόεντα Πρίηπος §3.4κισσὸν ἐφʼ ἱμερτῷ κρατὶ καθαπτόμενος, §3.5ἄντρον ἔσω στείχοντες ὁμόρροθοι.
だがパンがお前を追っており、また、サフラン色のキヅタを愛らしい頭に巻きつけているプリアーポスも、心を一つにして洞窟の中へと進んできている。
ἀλλὰ τὺ φεῦγε, §3.6φεῦγε μεθεὶς ὕπνου κῶμα καταγρόμενον.
さあ、逃げるのだ、襲いかかる眠りの昏睡を振り払って、逃げるのだ。

語釈・文法注

  1. §3.1σῶμα κεκμακὸς — 分詞 ἀμπαύων の直接目的語(対格)。「観点の対格」(~に即して体を休める)とも解釈し得るが、能動態の分詞とともにあるため「疲れた体を休めつつ」とするのが最も自然である。
  2. §3.3τυ — 二人称単数対格のドーリス方言。アッティカ方言の σε に相当し、動詞 ἀγρεύει の直接目的語。
  3. §3.5στείχοντες ὁμόρροθοι — 主語が Πάν と Πρίηπος という二つの単数形名詞の並列(καί)であるため、分詞と形容詞が複数主格(合意による一致)となっている。
  4. §3.6καταγρόμενον — epic/aeolic(叙事詩・アイオリス方言)の現在分詞中受動態。καταγρέω(καθαιρέω と同義、「捕らえる、襲う」)に由来し、眠りが人を「襲う」様子を描写している。

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テオクリトス, エピグラム集 §3.1-3.6. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0005.tlg002.humanitext-grc2:3.1-3.6

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。