Humanitext Reader

トゥキュディデス · ペロポネソス戦史 §5.93.1

服従による破滅回避と不破壊による双方の利益

593 / 917 箇所 · ギリシア語

要旨

アテナイ人は、メロス人が服従すれば破滅を免れ、アテナイ人も破壊を避けて利益を得られるため、双方に利点があると答える。

§5.93.1ΑΘ. ὅτι ὑμῖν μὲν πρὸ τοῦ τὰ δεινότατα παθεῖν ὑπακοῦσαι ἂν γένοιτο, ἡμεῖς δὲ μὴ διαφθείραντες ὑμᾶς κερδαίνοιμεν ἄν.
アテナイ人なぜなら、あなた方にとっては、最悪の災難を被る前に服従することが可能になり、私たちにとっては、あなた方を滅ぼさないことで利益を得ることになるからです。

語釈・文法注

  1. 5.93.1ὅτι — 直前のメロス人の質問(πῶς χρήσιμον ἂν ξυμβαίη...)に直接答える原因の接続詞。「なぜなら〜だからだ」。
  2. 5.93.1ὑπακοῦσαι ἂν γένοιτο — 非人称的に用いられた動詞 `γίγνομαι` に不定詞(ὑπακοῦσαι)が続くことで「〜することが可能になる」を表す。さらに `ἄν` を伴う希求法(γένοιτο ἄν)となることで、「可能になるだろう」という可能性・推量を表す。
  3. 5.93.1μὴ διαφθείραντες — 否定辞 `μή` を伴うアオリスト分詞で、条件(「もし滅ぼさないならば」)を表す。主節の可能の希求法 `κερδαίνοιμεν ἄν`(「利益を得ることになるだろう」)に対する条件節(仮定)として機能している。

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トゥキュディデス, ペロポネソス戦史 §5.93.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0003.tlg001.humanitext-grc2:5.93.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。