- 底本
- Plautus. Plauti Comoediae, Volume 1. Leo, Friedrich, editor. Berlin: Weidmann, 1895.
- 翻訳
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- 言語
- 日本語 · English · 简体中文 · 한국어
- CTS URN
- urn:cts:latinLit:phi0119.phi006.humanitext-lat2:784-860
- 出力
- Humanitext Reader · reader.humanitext.ai · 2026-10-27
ライシダムスとオリンピオがカシナ(に変装したカリヌス)を連れ出し婚礼の儀式を行うが、花嫁の異常な怪力と手荒さに翻弄される。
ne quis eam abripiat. facite vostro animo volup.1
誰かに彼女を奪われないようにね。あなたたちの心の望むままに楽しんでおくれ。
sed properate istum atque istam actutum emittere,
だが、あの男とあの女を大急ぎで送り出すよう急いでおくれ、
tandem ut † veniamus luci;2 égo cras hic ero.
私たちが明るいうちに到着できるように。私は明日、ここに戻る。
cras habuero, uxor, ego tamen convivium.
妻よ、私は明日、それでも宴会を開くつもりだからな。
Fit quod futurum dixi: incenatum senem
私が起こるだろうと言った通りのことが起きている。夕食を食べていない老人を
foras extrudunt mulieres.
女たちが外へ追い出している。
Quid tu hic agis?
お前はここで何をしている?
Ego eo quo me ipsa misit.
私は、あの方自身が私を送り出した場所へ行くのです。
Veron?
本当か?
Serio.
本気です。
Quid hic speculare?
なぜここで覗き見している?
Nil equidem speculor.
私は何も覗き見などしていませんよ。
Abi:
行け。
tu hic cunctas, intus alii festinant.
お前はここでぐずぐずしているが、中では他の者たちが急いでいる。
Eo.—
行きますよ。—
Abi hinc sis ergo, pessumarum pessuma.
ならば、お願いだからここから立ち去れ、最悪な女たちのなかの最悪な女め。
iamne abiit illaec? dicere hic quidvis licet.
あの女はもう行ったか?ここなら何を言っても差し支えない。
qui amat, tamen hercle, si esurit, nullum esurit.
恋している者は、ヘラクレスにかけて、たとえ飢えていても、少しも飢えを感じないのだ。
sed eccúm progreditur cum corona et lampade
だが、見よ、花冠をつけ、松明を持って進み出てくるぞ、
meus socius, compar, commaritus vilicus.
私の相棒、相役、そして「共同の花婿」である管理人が。
Áge tibicen, dum íllam educunt húc novam nuptám foras,
さあ、笛吹きよ、あの新しい新婦をこちらへ、外へと連れ出す間、
suavi cantu concelebra omnem hanc plateam hymenaeo.
甘美な調べで、この通り全体を婚礼の歌で満たしておくれ。
hymen hymenaee o hymen.
ヒュメン、ヒュメナイオスよ、おおヒュメン。
Quid agis, mea salus?
調子はどうだ、私の救世主よ?
Esurio hercle, atque adeo hau salubriter.
ヘラクレスにかけて、腹ペコです、しかも全く健康によろしくないほどに。
At ego amó.
だが、私は恋をしているのだ。
At ego hercle nihili facio. tibi amor pro cibost,
だが私は、ヘラクレスにかけて、そんなものはどうでもいい。あなたにとって恋は食べ物の代わりでしょうが、
mihi ieiunitate iam dudum intestina murmurant.
私にとっては、空腹のせいでさっきから腸がグーグー鳴っているのです。
Nam quid illaéc nunc tam diu intus remorantur remeligines?
一体なぜあののろま女どもは、今になって中であんなに長い間ぐずぐずしているのだ?
quasi ob industriam, quanto ego plus propero, procedit minus.
まるでわざとであるかのように、私が急げば急ぐほど、物事は進まない。
Quid si etiam suffundam hymenaeum, si qui citius prodeant?
いっそ私からも婚礼の歌を付け加えようか、そうすれば少しは早く出てくるだろうか?
Censeo, et ego te adiutabo in nuptiis communibus.
そうしてくれ、私たちの共同の婚礼のために、私も手伝おう。
Hymen hymenaee o hymen.
ヒュメン、ヒュメナイオスよ、おおヒュメン。
Perii hercle ego miser, dirumpi hymenaeum cantando licet:
ヘラクレスにかけて、哀れな私は死にそうだ。歌うことで婚礼の歌が破裂せんばかりだというのに、
illo morbo quo dirumpi cupio, non est copia.
私が破裂したいと願うあの情欲を果たす機会がない。
Edepol ne tu, sí equos esses, esses indomabilis.
ポルクスにかけて、本当に、もしお前が馬だったら、誰も手なづけられない野生馬だったろう。
Quo argumento?
どういう証拠でそう言うのだ?
Nimis tenax3 es.
お前はあまりに執拗すぎる。
Num me expertu's uspiam?
お前はどこかで私を試したことがでもあるのか?
Di melius faciant. sed crepuit ostium, exitur foras.
神々よ、より良き事をしてくださるように。だが扉が鳴った、外へ出てくるぞ。
Di hercle me cupiunt servatum. iam oboluit Casinus procul.
ヘラクレスにかけて、神々は私が救われることを望んでおられる。早くも遠くからカシナが漂ってきた。
Sensim supera tolle limen pedes, mea nova nupta;
そっと敷居をまたいで足を上げるのだ、私の新しいお嫁さんよ。
sospes iter incipe hoc, uti viro tuo
健やかにこの旅立ちを始めるのだ、あなたの夫に対して
sémper sis superstes,
常にあなたが生き長らえるように。
tuaque út potior polléntia sit vincásque virum victríxque sies,
そしてあなたの支配力の方がより強力であり、あなたが夫を打ち負かして勝利者となるように。
tua vóx superet tuomque imperium: vir te vestiat, tu virum despolies.
あなたの声が勝り、あなたの命令が通るように。夫はあなたに服を着せ、あなたは夫から身ぐるみを剥ぐように。
noctúque et diu ut viro súbdola sis,
夜も昼も、夫に対して悪賢く立ち回ることを、
ópsecro, memento.
どうか心に留めておいておくれ。
Malo máxumo suo hercle ílico, ubi tántillum peccássit.
ヘラクレスにかけて、ほんの少しでもあいつが過ちを犯したら、その場ですぐに最大の災いをもたらしてやるのだ。
Tace.
黙れ。
Nón taceo.
黙りません。
Quae rés?
どういうことだ?
Mala malaé male monstrat.
悪い女が悪い女に悪いことを吹き込んでいるのです。
Faciés tu hanc rém mi ex paráta imparátam.
お前は私にとって、準備万端だったこの出来事を台無しにする気か。
id quaérunt volúnt, haec ut ínfecta fáciant.
彼女たちは、これらを台無しにすることを望み、狙っているのだ。
Age Olýmpio, quando vís, uxorem
さあ、オリンピオ、お前が望むなら、妻を
áccipe hanc ab nobis.
私たちから受け取るがよい。
Date érgo, datúrae si umquam éstis hodie.
では、今日いつか渡すつもりがあるなら、さあ渡してください。
Abíte intro.
中へ入るがよい。
Amábo, integrae átque imperítae huic
お願いですから、この手つかずでうぶな子に、
impército.
優しくしてやってください。
Futurum est.
そうしよう。
Valéte.
さようなら。
Ite iám.
さあ、行きなさい。
Ite.
行くのだ。
Iám valete.
では、さようなら。
Iamne ábscessit úxor?
妻はもう去ったか?
Domíst, ne time.
家の中にいますよ、ご心配なく。
Eúax,
わあ、嬉しいぞ!
nunc pól demum ego sum líber.
ポルクスにかけて、今こそようやく私は自由だ。
meúm corculúm, melculúm, verculum.
私の小さなお心、小さなお蜜、小さなお春よ。
Heús tu,
おい、お前、
malo, sí sapies, cavébis;
賢明ならお仕置きに気をつけるんだな。
meást haec.
この女は俺のものだぞ。
Sció, sed meus fructus est prior.
知っているが、私の楽しむ権利が先なのだ。
Tene hánc lampadem.
この松明を持っていなさい。
Ímmo ego hánc tenebo.
いや、私がこれを持っていよう。
Venus múltipotens, bona múlta mihi
強大なるウェヌスよ、あなたは私に多くの良きものを
dedísti, huius cúm copiám mihi dedísti.
与えてくださった、この者を思う存分愛する機会をくださった時に。
O
おお、
corpúsculum malaculum,
柔らかで小さな身体、
mea uxórcula. quae res?
私の小さなお妻さんよ。どうしたのだ?
Quid est?
何事だ?
Ínstitit plantam
私の足を踏みつけました、
quasi lúca bos.4
まるで「ルカニアの牛」のように。
Tacé sis,
黙っておくれ、
nebula haúd est mollis aeque atque huius pectus est.
霧だって、この子の胸ほど柔らかくはない。
Edepol papillam bellulam—ei misero mihi.
ポルクスにかけて、なんと美しいお乳だ――おお、哀れな私に災いあれ!
Quid est?
どうしたのだ?
Péctus mi icit non cubito, verum ariete.
肘ではなく、本物の破城槌で私の胸を突いてきました。
Quid tu ergo hanc, quaeso, tractas tam dura manu?
それなら、お前はなぜこの子をそんなに乱暴な手で扱うのだ?
at mihi, qui belle hanc tracto, non bellum facit.
私のように、この子を優しく扱っている者には、この子は手荒なことはしないぞ。
Vah.
うわっ。
Quid negotist?c Opsecro, ut valentulast,
どうしたというのだ?
paene exposivit cubito.
お願いですから、この子のなんて力強いこと、
Cubitum5 ergo ire volt.
肘であやうく私をノックアウトするところでした。 それなら、寝室に行きたいのだろう。
+追加マーカー:853c (翻訳側で原文にないマーカーが挿入されたため、本セクションに統合)
Quin imus ergo?
それなら、なぜ私たちは行かないのだ?
I, belle belliatula.—
行くのだ、可愛い可愛いお嬢さん。—
Accéptae bene ét commode éximus íntus
歓迎されて、快く中から出てきたわ、
ludós visere húc in viam nuptiális.
この通りへ婚礼の余興を見物するために。
numquam écastor úllo dié risi adaéque,
カストルにかけて、今までこれほど笑った日は一度もないわ、
neque hóc quod relícuom est plus rísuram opínor.
そして私の生涯の残りの日々において、これ以上笑うこともないでしょう。
Lúbet Chalinum quíd agat scire, nóvom nuptum cum nóvo marito.
カリヌスが、新しい花嫁が新しい花婿と何をしているか知りたいものだわ。
Nec fállaciam ástutiórem ullus fécit
これほど狡猾な策略を企てた者は誰もいないわ。
- 784volup
副詞形 volupe の古風な短縮形であり、facere の目的語のように、または述語的に「心地よく、好ましい状態」という意味で機能している。
- 786luci
古風な単数奪格(または位置格)の形式で、単に「明るいうちに」「日中に」を意味する副詞的表現。
- 812btenax
「頑固な、粘り強い」という第一義のほかに、抱きついて離れないといった「情欲が強い」という二重の意味(ダブル・ミーニング)が込められている。
- 846luca bos
直訳すると「ルカニアの牛」だが、ピュロス戦争中にローマ人がルカニア地方で初めて遭遇した「象」を指す古典期の有名な呼称である。
- 853bcubitum
直前の cubito(名詞 cubitus 「肘」の奪格)と、動詞 cubo(横たわる、寝る)の目的スピーヌム(cubitum ire「寝に行く」)をかけた言葉遊び(地口)である。
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)・修正履歴(1 件・最終 2026-09-22)
- 2026-09-22 AI校閲 — 原文 1 件
