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テアイテトス

§158

覚醒と夢の区別の困難さと異なったものの能力

ソクラテスとテアイテトスは、夢や狂気の知覚が真実であるとされる問題に関連して、現在眠っているのか目覚めているのかを証明することの困難さを議論する。ソクラテスは、常に現れるものを真実とする説を擁護する立場から、「完全に異なるものは同一の能力を持ち得ない」という新たな前提を導入する。

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§158

ΘΕΑΙ. ἀληθέστατα λέγεις, ὦ Σώκρατες. ΣΩ. τίς δὴ οὖν, ὦ παῖ, λείπεται λόγος τῷ τὴν αἴσθησιν ἐπιστήμην τιθεμένῳ καὶ τὰ φαινόμενα ἑκάστῳ ταῦτα καὶ εἶναι τούτῳ ᾧ φαίνεται;1 ΘΕΑΙ. ἐγὼ μέν, ὦ Σώκρατες, ὀκνῶ εἰπεῖν ὅτι οὐκ ἔχω τί λέγω, διότι μοι νυνδὴ ἐπέπληξας εἰπόντι αὐτό. ἐπεὶ ὡς ἀληθῶς γε οὐκ ἂν δυναίμην ἀμφισβητῆσαι ὡς οἱ μαινόμενοι ἢ ὀνειρώττοντες οὐ ψευδῆ δοξάζουσιν, ὅταν οἱ μὲν θεοὶ αὐτῶν οἴωνται εἶναι, οἱ δὲ πτηνοί2 τε καὶ ὡς πετόμενοι ἐν τῷ ὕπνῳ διανοῶνται. ΣΩ. ἆρʼ οὖν οὐδὲ τὸ τοιόνδε ἀμφισβήτημα ἐννοεῖς περὶ αὐτῶν, μάλιστα δὲ περὶ τοῦ ὄναρ τε καὶ ὕπαρ; ΘΕΑΙ. τὸ ποῖον; ΣΩ. ὃ πολλάκις σε οἶμαι ἀκηκοέναι ἐρωτώντων, τί ἄν τις ἔχοι τεκμήριον ἀποδεῖξαι, εἴ τις ἔροιτο νῦν οὕτως ἐν τῷ παρόντι πότερον καθεύδομεν καὶ πάντα ἃ διανοούμεθα ὀνειρώττομεν, ἢ ἐγρηγόραμέν τε καὶ ὕπαρ ἀλλήλοις διαλεγόμεθα. ΘΕΑΙ. καὶ μήν, ὦ Σώκρατες, ἄπορόν γε ὅτῳ χρὴ ἐπιδεῖξαι τεκμηρίῳ· πάντα γὰρ ὥσπερ ἀντίστροφα τὰ αὐτὰ παρακολουθεῖ. ἅ τε γὰρ νυνὶ διειλέγμεθα οὐδὲν κωλύει καὶ ἐν τῷ ὕπνῳ δοκεῖν ἀλλήλοις διαλέγεσθαι· καὶ ὅταν δὴ ὄναρ ὀνείρατα δοκῶμεν διηγεῖσθαι, ἄτοπος ἡ ὁμοιότης τούτων ἐκείνοις. ΣΩ. ὁρᾷς οὖν ὅτι τό γε ἀμφισβητῆσαι οὐ χαλεπόν, ὅτε καὶ πότερόν ἐστιν ὕπαρ ἢ ὄναρ ἀμφισβητεῖται, καὶ δὴ ἴσου ὄντος τοῦ χρόνου ὃν καθεύδομεν ᾧ ἐγρηγόραμεν,3 ἐν ἑκατέρῳ διαμάχεται ἡμῶν ἡ ψυχὴ τὰ ἀεὶ παρόντα δόγματα παντὸς μᾶλλον εἶναι ἀληθῆ, ὥστε ἴσον μὲν χρόνον τάδε φαμὲν ὄντα εἶναι, ἴσον δὲ ἐκεῖνα, καὶ ὁμοίως ἐφʼ ἑκατέροις διισχυριζόμεθα. ΘΕΑΙ. παντάπασι μὲν οὖν. ΣΩ. οὐκοῦν καὶ περὶ νόσων τε καὶ μανιῶν ὁ αὐτὸς λόγος, πλὴν τοῦ χρόνου ὅτι οὐχὶ ἴσος; ΘΕΑΙ. ὀρθῶς. ΣΩ. τί οὖν; πλήθει χρόνου καὶ ὀλιγότητι τὸ ἀληθὲς ὁρισθήσεται; ΘΕΑΙ. γελοῖον μεντἂν εἴη πολλαχῇ. ΣΩ. ἀλλά τι ἄλλο ἔχεις σαφὲς ἐνδείξασθαι ὁποῖα τούτων τῶν δοξασμάτων ἀληθῆ; ΘΕΑΙ. οὔ μοι δοκῶ. ΣΩ. ἐμοῦ τοίνυν ἄκουε οἷα περὶ αὐτῶν ἂν λέγοιεν οἱ τὰ ἀεὶ δοκοῦντα ὁριζόμενοι τῷ δοκοῦντι εἶναι ἀληθῆ. λέγουσι δέ, ὡς ἐγὼ οἶμαι, οὕτως ἐρωτῶντες· ὦ Θεαίτητε, ὃ ἂν ἕτερον ᾖ παντάπασιν, μή πῄ τινα δύναμιν τὴν αὐτὴν ἕξει τῷ ἑτέρῳ;4 καὶ μὴ ὑπολάβωμεν τῇ μὲν ταὐτὸν εἶναι ὃ ἐρωτῶμεν τῇ δὲ ἕτερον, ἀλλʼ ὅλως ἕτερον.

テアイテトス:本当におっしゃる通りです、ソクラテス。 ソクラテス:では、我が子よ、知覚を知識であるとし、各人に現れるそのものが、それが現れるその人にとってまさしく存在すると主張する者にとって、どのような議論が残されているだろうか。 テアイテトス:ソクラテス、私は何と言えばよいか分からないと言うのをためらってしまいます。というのも、先ほど私がそう言ったときに、あなたが私を咎められたからです。なぜなら、実際問題として、狂気にある者や夢を見ている者が偽りの思い込みを抱いていないとは、私には到底主張できないでしょうから。彼らのうち、ある人々は自分が神々であると思い込み、またある人々は翼があり、眠りの中で飛んでいるかのように考えているのですから。 ソクラテス:それでは、彼らについて、とりわけ夢と覚醒について、次のような論争があることを君は考えてみたこともないかね。 テアイテトス:どのようなものですか。 ソクラテス:君も人々が尋ねるのを何度も聞いたことがあると思うのだが、もし今、この現時点で、私たちは眠っていて、考えていることすべてを夢に見ているのだろうか、それとも目覚めていて、覚醒した状態で互いに対話しているのだろうかと誰かが尋ねたとしたら、それを証明するためにどのような証拠を提示できるだろうか、という問いだ。 テアイテトス:しかし実際、ソクラテス、それをどのような証拠によって示すべきかは困難です。なぜなら、すべてのことがちょうど裏返しのように、まったく同じように伴うからです。というのも、私たちが今こうして対話していることも、眠りの中で互いに対話しているように思われることを何ら妨げませんし、夢の中で夢を語っていると思っているときにも、それらとこれら(現実)の類似性は奇妙なほどですから。 ソクラテス:そうすると君は、論争すること自体は難しくないことを見て取れるね。何しろ、覚醒なのか夢なのかさえ議論の対象になるのだし、さらに、私たちが眠っている時間と目覚めている時間が等しいとすれば、それぞれの時間において、私たちの魂は、そのときどきに現れる思い込みこそが何よりも真実であると主張し合うのだから。その結果、私たちは一方の時間ではこれらが存在すると言い、もう一方の時間ではあれらが存在すると言い、どちらに対しても同じように強く主張することになる。 テアイテトス:まったくその通りです。 ソクラテス:それでは、病気や狂気についても、時間が等しくないという点を除けば、同じ議論が成り立つのではないかね。 テアイテトス:その通りです。 ソクラテス:ではどうだろう。真理性は時間の長さや短さによって規定されるのだろうか。 テアイテトス:それでは多くの点で滑稽なことになるでしょう。 ソクラテス:では、これらの思い込みのうち、どれが真実であるかを明確に示すための何か他の手段を君は持っているかね。 テアイテトス:持っているとは思いません。 ソクラテス:それでは、その時々に現れる事柄を、現れる人にとって真実であると規定する人々が、これらについてどのようなことを言うか、私の話を聞いてくれたまえ。彼らは、私が思うに、次のように問いかけながら語るのだ。 「テアイテトスよ、完全に異なる他のものであるならば、それが他方のものと何か同じ能力をいささかでも持つことがあるだろうか。そして、私たちが尋ねているものが、ある点では同じであり、別の点では異なっているなどと考えず、全体として異なっていると仮定しよう。」

構文注4 件
  1. 158τῷ τὴν αἴσθησιν ἐπιστήμην τιθεμένῳ καὶ τὰ φαινόμενα ἑκάστῳ ταῦτα καὶ εἶναι τούτῳ ᾧ φαίνεται

    関与の与格として機能する τῷ ... τιθεμένῳ(「〜と主張する人にとって」)に対して、καὶ τὰ φαινόμενα ... εἶναι(「現れるものもまた存在すること」)が τιθεμένῳ が支配する対格不定詞構文の一部として並列されている。τούτῳ ᾧ φαίνεται は εἶναι にかかる与格であり、「それが現れるその人にとって」という意味になる。

  2. 158bὅταν οἱ μὲν θεοὶ αὐτῶν οἴωνται εἶναι, οἱ δὲ πτηνοί

    属格 αὐτῶν(彼らのうちの)は、狂人や夢見る人々を指す部分属格であり、後続の οἱ μὲν ... οἱ δὲ ... の二つのグループに分配される。「彼らのうち、ある人々は自分が神々であると思い込み、他の人々は自分が翼のあるものであると思う」という構造になっている。

  3. 158dἴσου ὄντος τοῦ χρόνου ὃν καθεύδομεν ᾧ ἐγρηγόραμεν

    属格独立構文 ἴσου ὄντος τοῦ χρόνου の中で、関係代名詞 ᾧ は先行詞 τούτῳ [τῷ χρόνῳ] が省略され、かつ比較の対象を示す形容詞 ἴσου(等しい)が要求する与格に同化したものである。つまり「私たちが目覚めている時間と等しい」を意味する。

  4. 158eμή πῄ τινα δύναμιν τὴν αὐτὴν ἕξει τῷ ἑτέρῳ;

    小辞 μή に導かれる疑問文は、通常は否定の回答を期待する疑念や懸念(「〜ということはないだろうか」)を表すが、ここでは「完全に異なるものであるなら、他方のものと何か少しでも同じ能力を持つことなどあり得ないのではないか」という強い否定的な含みを持った修辞疑問として機能している。

翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)urn:cts:greekLit:tlg0059.tlg006.humanitext-grc2:158