- 底本
- Platonis Opera, Tomus I: Tetralogia I-II. Burnet, John, 1863-1928, editor. Oxford: Clarendon Press, 1905.
- 翻訳
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- 言語
- 日本語 · English · 简体中文 · 한국어
- CTS URN
- urn:cts:greekLit:tlg0059.tlg002.humanitext-grc2:26
- 出力
- Humanitext Reader · reader.humanitext.ai · 2026-10-27
ソクラテスは、メレトスの「意図的な若者への害毒」という主張が論理的に矛盾していること(無意図的な過失には法的な処罰ではなく合理的な教育が社会に利益をもたらすこと)を説き、またメレトスが主張する無神論の告発内容が、実際にはアラクサゴラスの自然哲学の混同に過ぎないことを明らかにする。
ταῦτα ἐγώ σοι οὐ πείθομαι, ὦ Μέλητε, οἶμαι δὲ οὐδὲ ἄλλον ἀνθρώπων οὐδένα· ἀλλʼ ἢ οὐ διαφθείρω, ἢ εἰ διαφθείρω, ἄκων, ὥστε σύ γε κατʼ ἀμφότερα ψεύδῃ. εἰ δὲ ἄκων διαφθείρω, τῶν τοιούτων ἁμαρτημάτων1 οὐ δεῦρο νόμος εἰσάγειν ἐστίν, ἀλλὰ ἰδίᾳ λαβόντα2 διδάσκειν καὶ νουθετεῖν· δῆλον γὰρ ὅτι ἐὰν μάθω, παύσομαι ὅ γε ἄκων ποιῶ. σὺ δὲ συγγενέσθαι μέν μοι καὶ διδάξαι ἔφυγες καὶ οὐκ ἠθέλησας, δεῦρο δὲ εἰσάγεις, οἷ νόμος ἐστὶν εἰσάγειν τοὺς κολάσεως δεομένους ἀλλʼ οὐ μαθήσεως. ἀλλὰ γάρ, ὦ ἄνδρες Ἀθηναῖοι, τοῦτο μὲν ἤδη δῆλον οὑγὼ ἔλεγον, ὅτι Μελήτῳ τούτων οὔτε μέγα οὔτε μικρὸν πώποτε ἐμέλησεν. ὅμως δὲ δὴ λέγε ἡμῖν, πῶς με φῂς διαφθείρειν, ὦ Μέλητε, τοὺς νεωτέρους; ἢ δῆλον δὴ ὅτι κατὰ τὴν γραφὴν ἣν ἐγράψω θεοὺς διδάσκοντα μὴ νομίζειν οὓς ἡ πόλις νομίζει, ἕτερα δὲ δαιμόνια καινά; οὐ ταῦτα λέγεις ὅτι διδάσκων διαφθείρω;πάνυ μὲν οὖν σφόδρα ταῦτα λέγω.πρὸς αὐτῶν τοίνυν, ὦ Μέλητε, τούτων τῶν θεῶν ὧν νῦν ὁ λόγος ἐστίν, εἰπὲ ἔτι σαφέστερον καὶ ἐμοὶ καὶ τοῖς ἀνδράσιν τουτοισί. ἐγὼ γὰρ οὐ δύναμαι μαθεῖν πότερον λέγεις διδάσκειν με νομίζειν εἶναί τινας θεούς—καὶ αὐτὸς ἄρα νομίζω εἶναι θεοὺς καὶ οὐκ εἰμὶ τὸ παράπαν ἄθεος οὐδὲ ταύτῃ ἀδικῶ —οὐ μέντοι οὕσπερ γε ἡ πόλις ἀλλὰ ἑτέρους, καὶ τοῦτʼ ἔστιν ὅ μοι ἐγκαλεῖς, ὅτι ἑτέρους, ἢ παντάπασί με φῂς οὔτε αὐτὸν νομίζειν θεοὺς τούς τε ἄλλους ταῦτα διδάσκειν.ταῦτα λέγω, ὡς τὸ παράπαν οὐ νομίζεις θεούς. ὦ θαυμάσιε Μέλητε, ἵνα τί3 ταῦτα λέγεις; οὐδὲ ἥλιον οὐδὲ σελήνην ἄρα νομίζω θεοὺς εἶναι, ὥσπερ οἱ ἄλλοι ἄνθρωποι;μὰ Δίʼ, ὦ ἄνδρες δικασταί, ἐπεὶ τὸν μὲν ἥλιον λίθον φησὶν εἶναι, τὴν δὲ σελήνην γῆν.Ἀναξαγόρου οἴει κατηγορεῖν, ὦ φίλε Μέλητε; καὶ οὕτω καταφρονεῖς τῶνδε καὶ οἴει αὐτοὺς ἀπείρους γραμμάτων εἶναι ὥστε οὐκ εἰδέναι ὅτι τὰ Ἀναξαγόρου βιβλία τοῦ Κλαζομενίου γέμει τούτων τῶν λόγων; καὶ δὴ καὶ οἱ νέοι ταῦτα παρʼ ἐμοῦ μανθάνουσιν, ἃ ἔξεστιν ἐνίοτε εἰ πάνυ πολλοῦ δραχμῆς4 ἐκ τῆς ὀρχήστρας5 πριαμένοις Σωκράτους καταγελᾶν, ἐὰν προσποιῆται ἑαυτοῦ εἶναι, ἄλλως τε καὶ οὕτως ἄτοπα ὄντα; ἀλλʼ, ὦ πρὸς Διός, οὑτωσί σοι δοκῶ; οὐδένα νομίζω θεὸν εἶναι;οὐ μέντοι μὰ Δία οὐδʼ ὁπωστιοῦν.ἄπιστός γʼ εἶ, ὦ Μέλητε, καὶ ταῦτα μέντοι, ὡς ἐμοὶ δοκεῖς, σαυτῷ. ἐμοὶ γὰρ δοκεῖ οὑτοσί, ὦ ἄνδρες Ἀθηναῖοι, πάνυ εἶναι ὑβριστὴς καὶ ἀκόλαστος, καὶ ἀτεχνῶς τὴν γραφὴν ταύτην ὕβρει τινὶ καὶ ἀκολασίᾳ καὶ νεότητι γράψασθαι.
メレトスよ、私は君のその言葉を信じないし、他のいかなる人間も信じないと思う。私は若者を堕落させていないか、あるいは、もし堕落させているとしてもそれは意図せずして行っているのだ。だから、君はいずれにしても嘘をついていることになる。もし私が意図せずして堕落させているのだとしたら、そのような過失に対して、法律は人をここに引き出すことを命じてはおらず、個人的に連れて行って教え、諭すことを命じているのだ。なぜなら、もし私が学習すれば、意図せずして行っていることをやめるのは明らかだからだ。それなのに君は、私と交わって有益な教えを施すことを避け、そうすることを望まなかった。そして、教導ではなく処罰を必要とする人々を引き出すべき場所であるここ(法廷)に、私を引き出しているのだ。しかし、アテナイの皆さん、私が言っていた通り、メレトスがこれらのことについて大なり小なり一度も合理的な関心を払ってこなかったということは、すでに明らかです。 だが、それでもやはりメレトスよ、答えてくれ。君は私がどのようにして若者を堕落させていると言うのか。あるいは、君が提出した告訴状にある通り、国が認める神々を認めず、他の新しい精霊を信じるように教えていることによって、なのだろうか。君は、私がこのような教育を施すことによって彼らを堕落させていると言っているのではないかね? メレトス:まさにその通り、極めて強くそう言っています。 ソクラテス:それなら、メレトスよ、今話題にしているその神々の名において、私にも、そしてここにいる紳士たちにも、よりはっきりと語ってくれ。というのも、私には君の主張の意図が理解できないからだ。君は、私が何らかの神々が存在すると信じるように教えていると言っているのか(そして私自身も神々の存在を信じており、公共に害をなす完全な無神論者ではなく、その点では不正を働いていない。ただし、国が認める神々ではなく他の神々を信じているのであり、君が私を告発しているのも、まさに「他の神々を」信じているというその点についてなのか)、それとも、私自身が全く神々を信じておらず、他の人々にもその有害な無信仰を教えている、と君は言っているのか。 メレトス:私は、君が全く神々を信じていないと言っているのだ。 ソクラテス:驚いたな、メレトスよ。どうしてそんなことを言うのだ。私は、他の人々のように、太陽も月も神々であるとは信じていないというのか。 メレトス:ゼウスにかけて、裁判官の皆さん、その通りです。なぜなら彼は、太陽は石であり、月は土であると言っているからです。 ソクラテス:メレトスよ、君はアナクサゴラスを告発しているつもりなのか。君は、ここにいる人々をそれほど見下し、彼らが書物に不慣れで、クラゾメナイのアナクサゴラスの書物がそのような言説で満ちていることを知らないとでも思っているのか。それに、若者たちはそのようなことを私から学ぶというのか。そんなものは、時にせいぜい1ドラクマも出せばオーケストラで買って、もしソクラテスが自分の説であると偽ったなら、ソクラテスをあざ笑うことができるような代物なのに。ましてこれほど奇妙な説であればなおさらだ。だが、ゼウスにかけて、君には本当にそう見えるのか。私は神を一人も信じていないのか。 メレトス:そうだ、ゼウスにかけて、全くこれっぽっちも信じていない。 ソクラテス:メレトスよ、君は信用できない男だ。それも、私に言わせれば、君自身にとってもそうなのだ。アテナイの皆さん、私にはこの男が極めて傲慢で不届き者に思えます。そして、まさに傲慢さと不届きさ、そして若気の至りから、社会の利益を顧みずにこの告訴状を作成したのだと思われます。
- 26aτῶν τοιούτων ἁμαρτημάτων
関係・原因の属格。「このような過失に関して」あるいは「このような過失を理由として」の意味で用いられており、後続の不定詞「引き出すこと(εἰσάγειν)」が管轄する客体や訴追の対象となる範囲を示している。
- 26aἰδίᾳ λαβόντα
対格分詞。意味上の主語は、後続の不定詞「教え(διδάσκειν)諭す(νουθετεῖν)」に共通する一般の動作主(または告発者自身)であり、不定詞構文の論理的主語として対格が暗黙のうちに補われる。
- 26dἵνα τί
目的を表す接続詞 ἵνα と疑問代名詞 τί からなる慣用的な省略表現で、後ろに γένηται(何が起こるために)などの動詞が省略されている。「何のために」「どういう意図で」という意味をなす。
- 26dδραχμῆς
価格・価値の属格。「1ドラクマ(の価格)で」を意味し、前置詞無しで行為のコストや価値を示すために属格が用いられている。
- 26eἐκ τῆς ὀρχήστρας
場所を示す前置詞句。アゴラ(広場)の近くや劇場の「オーケストラ(合唱舞踏場)」付近で、本が販売されていた、あるいは劇場の席がその価格で手に入ったという文脈を示している。
翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)・修正履歴(2 件・最終 2026-09-21)
- 2026-09-21 AI校閲 — 訳文 2 件
