Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §9.2.34.pr

共同受遺者の一方の放棄と殺害された奴隷への訴権

1551 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

マルケッルスは、共同遺贈された奴隷が、一方が熟慮中にもう一方が権利を請求した後に殺害され、その後にもう一方が遺贈を放棄した場合、権利を請求していた者は単独で遺贈を受けたものとしてアクィリウス法上の訴えを提起できると論じる。

[MARCELLUS libro uicensimo primo digestorum. ]
[マルケッルス、学説彙纂第21巻] (ある遺言者が)ティティウスとセイウスにスティクスを遺贈した。
§9.2.34.prTitio et Seio Stichum legauit: deliberante Seio, cum Titius uindicasset legatum, Stichus occisus est: deinde Seius repudiauit legatum.
セイウスが(遺贈を承認するかどうか)熟慮している間に、ティティウスが遺贈物(の所有権)を主張したところで、スティクスが殺された。 そののち、セイウスは遺贈を放棄した。
perinde Titius agere possit, ac si soli legatus esset,
ティティウスは、あたかも自分一人だけに遺贈されていたかのように、訴えを提起することができる。

語釈・文法注

  1. §9.2.34.prdeliberante Seio — 分詞 deliberante(現在分詞奪格)を伴う絶対的奪格構文。セイウス(Seius)が遺言による遺贈を承認するか、あるいは放棄するかを熟慮・検討している間の出来事であることを示す。
  2. §9.2.34.prperinde ... ac si soli legatus esset — ac si に導かれる反実仮想の比較節(接続法過去完了 esset)。共同遺贈を受けた一方が放棄したことにより、遺贈の効力が遡及的にティティウス(Titius)一人に対してのみ生じたものとみなされ、それに基づいて損害賠償(アクィリウス法に基づく訴え)を請求できることを示している。soli は代名詞的形容詞 solus の与格で、Titius を指す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §9.2.34.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:9.2.34.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。