Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §6.2.5.pr

加害引渡しとパブリキアナの訴え

1156 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

プブリキアナの訴えにおける適法な取得原因の一つとして加害引渡しを挙げ、その原因が真実か虚偽かを問わないとする。

[ULPIANUS libro sexto decimo ad edictum. ]
[ウルピアーヌス『告示注釈』第16巻] あるいは加害引渡しの原因から。
§6.2.5.pruel ex causa noxae deditionis, siue uera causa sit siue falsa.
それが真実の原因であれ、あるいは虚偽のものであれ。

語釈・文法注

  1. §6.2.5.prex causa noxae deditionis — 「加害引渡しの原因から」。加害引渡し(noxae deditio)とは、家族員や奴隷、あるいは家畜が他人に損害を与えた場合に、戸主や所有者が賠償を免れるためにその加害者を被害者に引き渡す手続。前文の soluendi causa(弁済のために)と同様、プブリキアナの訴え(actio Publiciana)の要件となる「適法な原因」(iusta causa)の一つとして例示されている。
  2. §6.2.5.prsiue uera causa sit siue falsa — 「それが真実の原因であれ、あるいは虚偽のものであれ」。接続法現在 sit を用いた条件選択節。プブリキアナの訴えにおいて、引渡しの基礎となる取得原因(causa)が、実際に存在する場合(uera)のみならず、事実の錯誤等により当事者が存在すると誤信している「虚偽の原因」(falsa causa)であっても、一定の善意要件を満たせば保護の対象となりうることを示している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §6.2.5.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:6.2.5.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。