Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §6.1.43.pr

宗教的な物に組み込まれた石材の返還請求

1114 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

宗教的な物に付着した石材の法的性質と返還請求について論じ、墓が未完成である段階での例外や、特別審理による救済を説明する。

[IDEM libro uigensimo septimo ad edictum.
[同人、第27巻『告示注解』。
] §6.1.43.prQuae religiosis adhaerent, religiosa sunt et idcirco nec lapides inaedificati postquam remoti sunt uindicari possunt: in factum autem actione petitori extra ordinem subuenitur, ut is, qui hoc fecit, restituere eos compellatur.
] 宗教的なものに付着しているものは、それ自体が宗教的であり、したがって建物に組み込まれた石材であっても、取り外された後には返還請求することができない。 しかし、事実に基づく訴権によって、特別審理において請求者に救済が与えられ、これを行った者はそれらを返還するよう強制される。
sed si alieni sine uoluntate domini inaedificati fuerint et nondum functo monumento in hoc detracti erunt, ut reponerentur, poterunt a domino uindicari.
ただし、もし他人の石材が所有者の意思に反して組み込まれ、かつ墓がまだその用をなしていないうちに、再び配置されるという目的で取り外されたのであれば、所有者によって返還請求されうる。
quod si in hoc detracti erunt, ut reponerentur, similiter dominum eos repetere posse constat.
また、もし再び配置されるという目的で取り外されたのであれば、同様に所有者がそれらを取り戻すことができるのは明らかである。

語釈・文法注

  1. §6.1.43.prnondum functo monumento — 名詞 monumentum と動詞 fungor(果たす)の完了分詞 functo からなる独立奪格。墓(monumentum)は遺体が埋葬されることによって宗教的な物(res religiosa)となるため、ここでは「まだ墓としての役割を果たしていない(埋葬が行われていない)」状態を指す。
  2. §6.1.43.prquod si in hoc detracti erunt, ut reponerentur — 前の文の ut reponerentur と同一の表現が繰り返されており、写本の伝承における重複(重唱)の疑いがある。校訂本によっては ut non reponerentur(再配置されないために)や ut abducerentur(持ち去られるために)等とされることもあるが、本訳は提示された原文の通りに解釈している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §6.1.43.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:6.1.43.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。