Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §50.8.10.pr-50.8.10.1

計算の誤りの事後修正と好意による決済の効力

8764 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

計算の誤りについては10年または20年が経過した後でも修正が認められる一方、情実によって決済されたとみなされる場合は再検討されないことを規定する。

[MODESTINUS libro octauo regularum.
[モデスティヌス『規律集』第8巻より。
] §50.8.10.prCalculi erroris retractatio etiam post decennii aut uicennii tempora admittetur.
] 計算の誤りの修正は、10年あるいは20年の期間を経た後であっても認められる。
§50.8.10.1Sed si gratiose expunctae dicentur, non retractabuntur.
しかし、もし好意によって決済されたと言われる場合には、再検討はなされない。

語釈・文法注

  1. 50.8.10.prCalculi erroris — 属格の連鎖。calculi(calculus「計算」の単数属格)は erroris(error「誤り」の単数属格)を修飾し、さらに erroris が retractatio(「修正、再検討」の主格)に係る客観的属格となっている。
  2. 50.8.10.1expunctae dicentur — expunctae は動詞 expungere(抹消する、決済する、監査する)の完了受動分詞・女性・複数・主格であり、ここでは rationes(勘定、帳簿)のような女性名詞が主語として省略されている。dicentur は三人称複数の未来形(受動態)であり、条件節 si 内において将来の仮定を示す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §50.8.10.pr-50.8.10.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:50.8.10.pr-50.8.10.1

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。