Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §50.17.88.pr

請求の不在時における履行遅滞の不発生

9148 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

請求(訴えや催告)が存在しない状況においては、履行の遅滞(mora)は法的に発生したとはみなされないという法理を示す。

[SCAEUOLA libro quinto quaestionum. ] §50.17.88.prNulla intellegitur mora ibi fieri, ubi nulla petitio est.
[スカエウォラ『問答集』第五巻] いかなる請求も存在しないところにおいては、いかなる遅滞も生じているとは理解されない。

語釈・文法注

  1. §50.17.88.prNulla intellegitur mora ... fieri — 主格不定詞構文(nominativus cum infinitivo)。受動態動詞 intellegitur「〜と理解される」の主語として女性単数主格の nulla mora「いかなる遅滞も〜ない」が置かれ、不定詞 fieri「生じること」を伴う。「いかなる遅滞も生じているとは理解されない」という意味になる。
  2. §50.17.88.pribi ... ubi — 「〜であるところにおいて(ubi)、そこ(ibi)では」という相関関係を表す副詞。本句では、ubi nulla petitio est「いかなる請求もないところ」という関係節を ibi が受けて、遅滞の発生しない条件・場所を提示している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §50.17.88.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:50.17.88.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。