Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §50.17.4.pr

命令に従う従属者における意思の欠如

9064 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

父や主人の命令に従わざるを得ない従属者については、自発的な意思決定(欲すること)を行っているとはみなされないという法規則を提示する。

[IDEM libro sexto ad Sabinum. ] §50.17.4.prUelle non creditur, qui obsequitur imperio patris uel domini.
[同著者、サビヌス注解第6巻] 父または主人の命令に従う者は、欲しているとはみなされない。

語釈・文法注

  1. §50.17.4.prUelle non creditur — 動詞 creditur は主格不定詞構文(NcI)として機能しており、その論理的主語は関係節 qui obsequitur... の先行詞(省略された指示代名詞 is)である。文頭に置かれた不定詞 uelle(欲すること)は、自発的意図の有無という論点を際立たせるために強調前置されている。
  2. §50.17.4.primperio patris uel domini — imperio は、従属・服従を意味する自動詞 obsequitur が支配する与格。patris(父の)と domini(主人の)はそれぞれ所有属格であり、ローマ法における家父長権(patria potestas)下にある子、および所有権(dominium)下にある奴隷という、法的な服従関係にある二つの典型例を示している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §50.17.4.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:50.17.4.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。