Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §50.17.191.pr

死亡者への皇帝の恩恵の有効性と裁量

9251 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

生存者への授与を意図した皇帝の恩恵について、受取人が既に死亡していた場合の有効性をめぐり、ネラティウスが原則として無効としつつも最終的には皇帝の裁量に委ねられると回答した場面。

[IDEM libro trigensimo tertio digestorum. ] §50.17.191.prNeratius consultus, an quod beneficium dare se quasi uiuenti Caesar rescripserat, iam defuncto dedisse existimaretur, respondit non uideri sibi principem, quod ei, quem uiuere existimabat, concessisset, defuncto concessisse: quem tamen modum esse beneficii sui uellet, ipsius aestimationem esse.
[同著者、学説彙纂第33巻] ネラティウスは、生存しているかのように見なして自分が恩恵を授けると皇帝が回答していたその恩恵について、既に死亡した者に授けられたと見なされるべきか否かを諮問され、次のように答えた。 皇帝が、生きていると自分が思っていた相手に認めたものを、死亡した者に認めたとは自分には思われない。 しかし、自らの恩恵にどのような制限を置くことを望むかは、皇帝自身の裁量に委ねられている、と。

語釈・文法注

  1. §50.17.191.pran quod beneficium — 間接疑問文を導く an から始まる節の中で、quod beneficium は関係代名詞節の先頭に立っており(その先行詞は dedisse の目的語として省略されている)、全体として「皇帝が回答したその恩恵が、既に死亡した者に授けられたと見なされるべきか」という構造を形成する。
  2. §50.17.191.prnon uideri sibi principem — respondit に導かれる間接話法である。sibi(ネラティウス自身に)は uideri(思われる)にかかる与格であり、対格不定詞句 principem ... concessisse が uideri の主語として機能している。
  3. §50.17.191.prquem tamen modum — 間接疑問節 quem ... uellet(しかし自らの恩恵にどのような制限を望むか)が、全体の間接話法の不定詞句 ipsius aestimationem esse(彼自身の判断・裁量である)の主語となっている。ipsius は皇帝を指す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §50.17.191.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:50.17.191.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。