Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §50.16.237.pr

二重否定の法文が禁止ではなく許可を意味する原則

9051 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ガイウスは、二重否定を用いる法文は禁止よりもむしろ許可を意味するという解釈原則と、それにセルウィウスも言及していたことを説明する。

[IDEM libro quinto ad legem duodecim tabularum.
[同じ著者の、十二表法註釈第5巻より。
] §50.16.237.prDuobus negatiuis uerbis quasi permittit lex magis quam prohibuit: idque etiam Seruius animaduertit.
] 二つの否定語によって、法は禁止したというよりはむしろ、いわば許可しているのである。 そしてこのことには、セルウィウスも気づいていた。

語釈・文法注

  1. 50.16.237.prDuobus negatiuis uerbis — 手段の奪格。「二つの否定語によって」を意味し、ラテン語法において二重否定が肯定(あるいは許可)を構成するという解釈規則を指す。
  2. 50.16.237.prpermittit lex magis quam prohibuit — 現在時制の permittit(許可している)と完了時制の prohibuit(禁止した)が対比されている。法が過去の制定時に「禁止した」ことよりも、現在の規範的効力として「許可している」という実態に焦点を当てた表現である。
  3. 50.16.237.pridque — 接合辞 -que を伴う中性指示代名詞 id(それ)は、直前の内容全体(二重否定によって法が実質的に許可を与えていること)を指し、後続の動詞 animaduertit の直接目的語となっている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §50.16.237.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:50.16.237.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。