Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §5.1.80.pr

裁判官の姓名の誤記と当事者の意図

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要旨

裁判官の名前の記載に誤りがあっても、当事者の合意による指定である限り、当事者が意図した人物が本来の裁判官であるというセルウィウスの見解を示す。

[POMPONIUS libro secundo ad Sabinum. ] §5.1.80.prSi in iudicis nomine praenomine erratum est, Seruius respondit, si ex conuentione litigatorum is iudex addictus esset, eum esse iudicem, de quo litigatores sensissent.
[ポンポニウス『サビヌス註釈』第2巻] 裁判官の名前や前名において誤りがあった場合、セルウィウスは、もし訴訟当事者たちの合意に基づいてその裁判官が指定されていたのであれば、当事者たちが念頭に置いていたその者こそが裁判官である、と回答した。

語釈・文法注

  1. §5.1.80.prnomine praenomine — 接続詞(et 等)を伴わない並置。ローマの人名における「(家族名としての)名(nomen)」と「個人名(praenomen)」を指し、全体として「裁判官の名前」を意味する。
  2. §5.1.80.preum esse iudicem — 主動詞 `respondit` に導かれる間接話法(対格不定詞構文)の帰結節。`eum` は関係節 `de quo...` によって修飾されており、「当事者たちが意図したその人が(本来の)裁判官である」という主張を表す。
  3. §5.1.80.prsensissent — 関係節内の接続法過去完了。主動詞 `respondit` が過去(歴史完了)であるため、間接話法内の従属節として時制の一致(consecutio temporum)により接続法過去完了(主節の基準時点より前の事実、あるいは合意当時の当事者の意図を指すため)となっている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §5.1.80.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:5.1.80.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。