Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §49.8.3.pr-49.8.3.1

裁判官による不可能な命令の無効と控訴の不要

8513 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

パウルスは、裁判官による不可能な命令は無効であり、物理的に従うことが不可能な判決に対して控訴することは無意味であると論じる。

[IDEM libro sexto decimo responsorum. ] §49.8.3.prPaulus respondit inpossibile praeceptum iudicis nullius esse momenti.
[同人、答弁集第16巻] パウルスは、裁判官の不可能な命令は何の効力も持たない、と答弁した。
§49.8.3.1Idem respondit ab ea sententia, cui pareri rerum natura non potuit, sine causa appellari.
同人は、事物の本性上従うことができなかった判決に対しては、控訴することは理由のないことである、と答弁した。

語釈・文法注

  1. §49.8.3.prnullius esse momenti — momenti は性質・記述の属格(genitivus qualitatis)であり、動詞 esse の補語として叙述的に用いられ、「何ら重要性・効力を持たない」という意味を表している。
  2. §49.8.3.1cui pareri rerum natura non potuit — cui は関係代名詞 ea sententia を先行詞とする与格。parere(従う)は与格支配の自動詞であり、ここでは受動不定詞 pareri として非人称的に用いられ、「(それに対して)従われること」を意味する。全体として「事物の本性上、それに従うことが不可能であった(判決)」となる。
  3. §49.8.3.1appellari — 主動詞 respondit に依存する対格不定詞構文(AcI)の一部であり、非人称受動不定詞。「(人々によって)控訴がなされること」を意味し、sine causa がその副詞的修飾語となっている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §49.8.3.pr-49.8.3.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:49.8.3.pr-49.8.3.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。