Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §49.17.13.pr

軍役中の息子の妻からの相続と奴隷の解放

8631 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

神君ハドリアヌスの勅答を引用し、軍役中に妻から相続人に指定された息子が、相続を承継し、その相続奴隷を解放した場合にはその奴隷たちが息子の解放自由人になることを示す。

[IDEM libro sexto decimo quaestionum. ] §49.17.13.prDiuus Hadrianus rescripsit in eo, quem militantem uxor heredem instituerat filium, extitisse heredem et ab eo seruos hereditarios manumissos proprios eius libertos fieri.
[同著者『疑義集』第16巻] 神君ハドリアヌスは、軍役中に妻から相続人に指定された息子に関して、彼が相続人となり、彼によって解放された相続財産に属する奴隷たちは彼自身の解放自由人になると勅答した。

語釈・文法注

  1. §49.17.13.prin eo, quem militantem uxor heredem instituerat filium — 関係代名詞 `quem` の先行詞 `eo`(前置詞 `in` の目的語)に対して、先行詞となるべき名詞 `filius` が関係節のなかに引き込まれて対格 `filium` となり、`quem` と同格のようになっている。また、現在分詞 `militantem`(対格・単数・男性)は関係代名詞 `quem` に係り、「彼が軍役についている間に」という時間的・状況的な修飾を行う。
  2. §49.17.13.prextitisse heredem — 動詞 `rescripsit`(勅答した)の目的語となる対格不定詞(AcI)構文の一つ。不定詞 `extitisse`(`exsistere` の完了不定詞)の意味上の主語となる対格代名詞 `eum`(=`filium`)が省略されている。「(彼が)相続人として現れた(=相続人となった)こと」を意味する。
  3. §49.17.13.prseruos hereditarios manumissos proprios eius libertos fieri — `rescripsit` に導かれる二つ目の対格不定詞節。意味上の主語は `seruos hereditarios manumissos`(相続財産に属し、彼によって解放された奴隷たち)であり、`manumissos` は完了受動分詞。不定詞は `fieri`(〜になる)、その補語は対格の `proprios eius libertos`(彼自身の解放自由人)である。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §49.17.13.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:49.17.13.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。