Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §49.15.27.pr

敵の手に渡り売却された奴隷の時効取得

8599 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

強盗に奪われゲルマン人の手に渡った奴隷が、ゲルマン人の敗北後に売却された事例において、時効取得が認められない理由を法学者たちの学説とともに記述する。

[IAUOLENUS libro nono ex posterioribus Labeonis. ]
[ヤウォレヌス、『ラベオの遺稿』第9巻より] 強盗たちがあなたから奴隷を奪い取った。
§49.15.27.prLatrones tibi seruum eripuerant: postea is seruus ad Germanos peruenerat: inde in bello uictis Germanis seruus uenierat.
その後、この奴隷はゲルマン人のもとへ達していた。 そこから、戦争においてゲルマン人が打ち負かされ、奴隷は売却された。
negant posse usucapi eum ab emptore Labeo Ofilius Trebatius, quia uerum esset eum subreptum esse, nec quod hostium fuisset aut postliminio redisset, ei rei impedimento esse.
ラベオ、オフィリウス、トレバティウスは、買主がその奴隷を時効取得することはできないとしている。 なぜなら、彼が盗まれたということは真実であり、彼が敵のものであったこと、あるいはポストリミニウムによって帰還したことが、そのことの妨げにはならないからである。

語釈・文法注

  1. 49.15.27.pruenierat — 来るを意味する venio の過去完了形 uēnerat ではなく、売られる(uēnum īre)を意味する uēneo の過去完了形 uenierat である。
  2. 49.15.27.prnegant posse usucapi eum ab emptore Labeo Ofilius Trebatius — 主語(Labeo Ofilius Trebatius)が文末に置かれ、動詞 negant が文頭に置かれる倒置構造。posse usucapi eum は対格不定詞構文で、eum(その奴隷)が不定詞 usucapi(usucapio「時効取得する」の受動態不定詞)の意味上の主語。
  3. 49.15.27.prnec quod hostium fuisset aut postliminio redisset, ei rei impedimento esse — negant に導かれる間接話法の一部。quod 節「彼が敵のものであったこと、あるいはポストリミニウムによって帰還したこと」が不定詞句の主語であり、ei rei(そのこと=時効取得の否定)と impedimento(障害)は二重与格(目的の与格と利害の与格)を構成している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §49.15.27.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:49.15.27.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。