Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §49.15.26.pr

捕虜の帰還態様とポストリミニウムの成立要件

8598 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

フローレンティヌスは、捕虜が解放されたか脱走したかを問わず、敵地に戻らない意思をもって帰還したならばポストリミニウムが認められること、また敵の敗北によって奪還された者にも同様に適用されることを論じる。

[FLORENTINUS libro sexto institutionum. ] §49.15.26.prNihil interest, quomodo captiuus reuersus est, utrum dimissus an ui uel fallacia potestatem hostium euaserit, ita tamen, si ea mente uenerit, ut non illo reuerteretur: nec enim satis est corpore domum quem redisse, si mente alienus est.
[フローレンティヌス、『法学提要』第6巻] 捕虜がどのように帰還したか、すなわち、釈放されたのか、あるいは武力もしくは策略によって敵の支配を脱したのかは、何ら問題ではない。 ただしそれは、そこへ戻らないという意図をもって帰還した場合に限る。 というのも、もし心において疎遠であるならば、誰かが肉体的に家へ戻ったということだけでは十分ではないからである。
sed et qui uictis hostibus recuperantur, postliminio redisse existimantur.
しかしまた、敵が打ち負かされて奪還された者たちも、ポストリミニウムによって帰還したものとみなされる。

語釈・文法注

  1. 49.15.26.prita tamen, si — 制限的な条件を表す慣用表現で、「ただし、もし〜である場合に限る」を意味する。
  2. 49.15.26.prillo — 方向を示す副詞で、「そこへ、あちらへ」(to that place)を意味し、ここでは文脈上「捕虜として囚われていた敵地へ」を指す。
  3. 49.15.26.prquem — 不特定代名詞 aliquem(誰か)の略形で、satis est(十分である)に導かれる対格不定詞構文(A.C.I.)の不定詞 redisse の論理的主語として機能している。
  4. 49.15.26.pruictis hostibus — 名詞 hostibus と完了分詞 uictis からなる独立奪格で、「敵が打ち負かされたことによって」という原因または付帯状況を表す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §49.15.26.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:49.15.26.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。