Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §49.15.23.pr

捕虜だった家父の帰還と不在中に生まれた孫の家父権

8595 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

敵の捕虜となった家父が帰還した際、不在中に生まれた息子がすでに子(孫)をもうけていた場合の、孫に対する家族法上の権利の帰属について規定している。

[IDEM libro sexagensimo nono digestorum. ] §49.15.23.prSi quis praegnate uxore relicta in hostium potestatem peruenerit, mox natus filius eius uxore ducta filium uel filiam procreauerit ac tunc postliminio auus reuersus fuerit: omnia iura nepotis nomine perinde capiet, ac si filius natus in ciuitate fuisset.
[同じ者(ユリアヌス)、『学説彙纂』第69巻]もしある人が、妻が妊娠している状態で彼女を残して敵の権力下に入り、やがて生まれた彼の息子が、妻を娶って息子または娘をもうけ、その後、祖父(となったその人)がポストリミニウムによって帰還したならば、彼は、まるでその息子が市民共同体の中で生まれていたかのように、孫の名においてすべての権利を同様に獲得する。

語釈・文法注

  1. 49.15.23.prpraegnate uxore relicta — praegnate は形容詞 praegnas(妊娠している)の奪格単数形 praegnante の異綴。relicta(relinquere の完了受動分詞奪格女性単数)とともに名詞 uxore にかかる絶対奪格(独立分詞構文)を構成している。
  2. 49.15.23.prperinde... ac si... fuisset — 比較副詞 perinde(同様に)と、反実仮想を導く接続詞句 ac si(あたかも〜であるかのように)の相関。実際には息子は父親が捕虜である間に生まれており、通常のローマ市民権の完全な状態の下で生まれたわけではないため、接続法過去完了 fuisset が用いられている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §49.15.23.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:49.15.23.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。