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ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §48.5.26.pr-48.5.26.5

証拠確保のための姦通者の拘留権と20時間制限

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要旨

ウルピアヌスは、ユリウス姦通罪法に基づき、夫が妻の姦通者を殺害しないかあるいは殺害できない場合に、証拠確保のために20時間を超えない範囲で彼を拘留する権利について論じ、逃亡した者の連れ戻しや証人の確保について解説している。

[ULPIANUS libro secundo ad legem Iuliam de adulteris.
[ウルピアヌス、その『ユリウス姦通罪法について』第2巻において。
] §48.5.26.prCapite quinto legis Iuliae ita cauetur, ut uiro adulterum in uxore sua deprehensum, quem aut nolit aut non liceat occidere, retinere horas diurnas nocturnasque continuas non plus quam uiginti testandae eius rei causa sine fraude sua iure liceat.
] ユリウス姦通罪法の第5章においては、夫が、自らの妻に関して発見した姦通者のうち、殺害することを望まないか、あるいは殺害することが許されない者を、その事柄を証明するために、連続して昼夜20時間を超えない範囲で、自らに不利益を被ることなく拘留することが、法的に許されると規定されている。
§48.5.26.1Ego arbitror etiam in patre id seruandum, quod in marito expressum est.
私は、夫に関して明文化されているこの規定が、父に関しても遵守されるべきであると考える。
Sed §48.5.26.2si non in domo sua deprehenderit maritus, poterit retinere.
しかし、もし夫が自らの家でない場所で捕らえたとしても、拘留することはできるであろう。
§48.5.26.3Sed semel remissus adulter reduci non potest.
だが、一度解放された姦通者を連れ戻すことはできない。
§48.5.26.4Quid ergo si euaserit, an reductus custodiri uiginti horis possit? et putem hic magis dicendum reductum retineri posse, testandae rei gratia.
では、もし彼が逃亡した場合、連れ戻して20時間拘留することはできるであろうか。 そして私は、ここではむしろ、事柄を証明するために、連れ戻された者を拘留することができると言うべきであると考える。
§48.5.26.5Quod adicitur 'testandae eius rei gratia', ad hoc pertinet, ut testes inducat testimonio futuros accusatori deprehensum reum in adulterio.
「その事柄を証明するために」と付け加えられていることは、被告人が姦通の現場で捕らえられたことについて、告発者のための証言となるであろう証人を彼が招き入れることに関わっている。

語釈・文法注

  1. §48.5.26.prsine fraude sua — 「自らに不利益を被ることなく」「免責されて」の意。ここでは姦通者を不法に拘束したという罪に問われることなく、という意味である。
  2. §48.5.26.4reductus — 直前の§48.5.26.3の「一度解放された(remissus)」場合と対比され、ここでは「(自ら逃亡して)連れ戻された」状態を指す。remissus の場合は連れ戻して再拘留することはできないが、自ら逃げた(euaserit)場合は連れ戻して拘留期間の残りを全うさせることができる。
  3. §48.5.26.5testimonio futuros — futuros は testes に一致する未来分詞で、目的の与格 testimonio と結びついて「証言となる(予定の)」という性質を表す。かつ、ここでは不定詞 esse が省略された対格不定詞句「deprehensum reum in adulterio [esse](被告人が姦通の現場で捕らえられたこと)」を、証言の内容として事実上支配している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §48.5.26.pr-48.5.26.5. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:48.5.26.pr-48.5.26.5

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。