Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §48.5.11.pr-48.5.11.2

家母の範囲と刑罰逃れを図る女性への姦通罪適用

8185 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

「家母」の定義に未亡人も含まれることを示し、姦通のための場所提供者や、刑罰逃れのために舞台女優などの不名誉な職業に身を置いた女性も元老院決議に基づき姦通罪で処罰され得ることを規定する。

[PAPINIANUS libro secundo de adulteriis.
[パピニアヌス、同『姦通について』第2巻において。
] §48.5.11.prMater autem familias significatur non tantum nupta, sed etiam uidua.
] しかし、「家母」という語は、既婚女性だけでなく、未亡人もまた意味している。
§48.5.11.1Mulieres quoque hoc capite legis, quod domum praebuerunt uel pro comperto stupro aliquid acceperunt, tenentur.
女性たちもまた、家を提供したこと、あるいは発覚した不義に対して何らかの対価を受け取ったことについて、法律のこの章によって罪に問われる。
§48.5.11.2Mulier, quae euitandae poenae adulterii gratia lenocinium fecerit aut operas suas in scaenam locauit, adulterii accusari damnarique ex senatus consulto potest.
姦通の刑罰を避けるために、売春のあっせんを行ったか、あるいは舞台に自らの労働力を提供した女性は、元老院決議に基づき、姦通罪で告訴され、有罪判決を下され得る。

語釈・文法注

  1. §48.5.11.1quod — この quod は関係代名詞ではなく、事実あるいは理由を表す接続詞(「〜したということについて」「〜したゆえに」)であり、主節の受動動詞 tenentur(罪に問われる)の根拠を説明する従属節を導いている。
  2. §48.5.11.2euitandae poenae adulterii gratia — 動形容詞(gerundive)構文。名詞 poenae と一致する動形容詞 euitandae が、後置置される前置詞(あるいは奪格名詞)gratia(〜のために)の支配を受けて属格(または奪格)となり、adulterii(姦通の)が poenae にかかっている。
  3. §48.5.11.2adulterii — 告訴・告発(accusari)および有罪宣告(damnari)の受動不定詞とともに用いられている「罪名の属格」であり、「姦通の罪で」を意味する。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §48.5.11.pr-48.5.11.2. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:48.5.11.pr-48.5.11.2

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。