Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §47.2.5.pr-47.2.5.1

盗品の目的地到着前後の捕縛と現行犯の成否

7865 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

盗品が目的地に届く前に捕らえられた場合は現行犯となり、届いた後に捕らえられた場合は現行犯にならないという区別について、ウルピアーヌスがカッシウスの見解を引きつつ説明する。

[ULPIANUS libro quadragensimo primo ad Sabinum. ] §47.2.5.prSiue igitur in publico siue in priuato deprehendatur, antequam ad locum destinatum rem perferret, in ea causa est, ut fur manifestus sit, si cum re furtiua deprehendatur: et ita Cassius scripsit.
[ULPIANUS libro quadragensimo primo ad Sabinum.] したがって、公の場所であれ私的な場所であれ、目的地に物を運び届ける前に捕らえられるならば、もし盗品とともに捕らえられるのであれば、現行犯となるような立場にある。 そしてカッシウスもこのように書いた。
§47.2.5.1Sed si pertulit quo destinauit, tametsi deprehendatur cum re furtiua, non est manifestus fur.
しかし、もし彼が予定した場所へ運び届けたならば、たとえ彼が盗品とともに捕らえられるとしても、現行犯ではない。

語釈・文法注

  1. §47.2.5.prin ea causa est, ut — in ea causa esse ut... は「〜という状況にある、〜という立場にある」を意味する慣用的な表現。ここでの ut 節は、指示代名詞 ea を受け、主語(盗犯)が置かれている法的な状態(現行犯となる状態)の具体的内容を記述する名詞節(あるいは結果節)として機能している。
  2. §47.2.5.prperferret — 現在時制の接続法(deprehendatur)を主導詞とする文脈の中に、antequam(〜の前に)に導かれる接続法未完了過去 perferret が用いられている。これは、運び届けるという動作が未完了であり、かつ「運び届けるはずであった」という過去の主観的意図や目的を含意している。
  3. §47.2.5.1quo — 関係副詞(または対格相当の方向を示す副詞)であり、先行詞(eo など)が省略されている。quo destinauit 全体で「彼が予定した場所へ」という意味になる。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §47.2.5.pr-47.2.5.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:47.2.5.pr-47.2.5.1

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。