Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §47.2.3.pr-47.2.3.2

明白な窃盗犯の定義と現行犯逮捕の要件

7863 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ウルピアヌスが「明白な窃盗犯(現行犯)」の定義を説明し、盗品の運搬中であれば犯行現場以外で捕らえられた場合もこれに該当するというユリアヌスの有力説を支持する。

[ULPIANUS libro quadragensimo primo ad Sabinum. ] §47.2.3.prFur est manifestus, quem graeci ἐπ’ αὐτοφώρῳ appellant, hoc est eum, qui deprehenditur cum furto.
[ULPIANUS libro quadragensimo primo ad Sabinum.] 明白な窃盗犯とは、ギリシア人が「現行犯で(エプ・アウトポーロー)」と呼ぶ者、すなわち、盗品を伴って捕らえられる者のことである。
§47.2.3.1Et parui refert, a quo deprehendatur, utrum ab eo cuius res fuit an ab alio.
そして、誰によって捕らえられるかはほとんど重要ではなく、それが物の所有者であった者によってであれ、あるいは他の者によってであれ、どちらでもよい。
§47.2.3.2Sed utrum ita demum fur sit manifestus, si in faciendo furto deprehendatur, an uero et si alicubi fuerit deprehensus? et magis est, ut et Iulianus scripsit, etsi non ibi deprehendatur, ubi furtum fecit, adtamen esse furem manifestum, si cum re furtiua fuerit adprehensus, priusquam eo loci rem pertulerit, quo destinauerat.
しかし、窃盗を行っている最中に捕らえられた場合にのみ、明白な窃盗犯となるのか、それとも、他のどこかで捕らえられた場合にもそうなるのだろうか。 そして、ユリアヌスも書いているように、たとえ窃盗を働いたその場所で捕らえられなかったとしても、盗品を運ぶ予定であったその場所に運び終える前に、盗品とともに捕らえられたのであれば、やはり明白な窃盗犯である、とする説の方がより妥当である。

語釈・文法注

  1. §47.2.3.prcum furto — 文字通りには「窃盗を伴って」であるが、抽象的な「窃盗行為の最中に」という意味と、具体的な「盗品を携えて」という二重の意味を合わせ持つ。後文(§47.2.3.2)の "cum re furtiua"(盗品を伴って)との類比から、ここでは物質的な「盗品」を伴う状態を主に指していると解される。
  2. §47.2.3.1parui refert — 非人称動詞 "refert"(重要である)に評価の属格 "parui"(わずかに、ほとんど〜ない)が結合した表現で、「ほとんど重要ではない」「大した違いはない」を意味する。後続の "a quo deprehendatur"(誰によって捕らえられるか)が間接疑問節として主語の役割を果たす。
  3. §47.2.3.2et magis est — "magis est" は法学者の議論において「(〜という説の方が)より妥当である」「一般的な見解である」を意味する非人称的慣用表現。接続詞 "ut" を伴う "ut et Iulianus scripsit"(ユリアヌスも書いているように)が挿入された後、対格不定詞句 "esse furem manifestum..."(明白な窃盗犯であること)が実質的な主語として続く。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §47.2.3.pr-47.2.3.2. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:47.2.3.pr-47.2.3.2

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。