Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §46.6.5.pr

精神異常の家父のもとでの家子の保全約定

7803 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

精神異常者である家父の権力下にある家子が財産の保全を約定した場合、その約定から生じる債権は家父に帰属することを説明する。

[PAULUS libro septuagensimo sexto ad edictum. ] §46.6.5.prSi filius, qui in potestate furiosi erit, rem saluam fore stipuletur, adquirit patri obligationes.
[パウルス、告示註釈第76巻] もし、狂者の権力下にある家子が、財産が安全に保持されることを約定するならば、家父のために債権を取得する。

語釈・文法注

  1. §46.6.5.prrem saluam fore — stipuletur の目的語となる対格不定詞句。fore は未来不定詞 futurum esse の短縮形であり、「財産が安全に保持されることになること」という将来の不利益防止を約定する担保の内容を表す。
  2. §46.6.5.prpatri — 利害関係の与格(dativus commodi)、あるいは取得の与格。家父権(patria potestas)の下にある家子(filiusfamilias)が結んだ契約から生じる権利(債権)は、法理上自動的に家父(paterfamilias)に帰属することを示す。家父が精神異常(furiosus)であっても、この法的な取得能力は失われない。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §46.6.5.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:46.6.5.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。