Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §46.2.7.pr

金銭貸借に伴う問答契約と更改の不存在

7628 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

消費貸借に伴って問答契約がなされる場合、債務は金銭の支払いによって発生して問答契約で更改されるのではなく、最初から問答契約のみによって発生し、支払いはその履行としてなされたと理解すべきであるとポンポニウスは主張する。

[POMPONIUS libro uicensimo quarto ad Sabinum. ] §46.2.7.prCum enim pecunia mutua data stipulamur, non puto obligationem numeratione nasci et deinde eam stipulatione nouari, quia id agitur, ut sola stipulatio teneat, et magis implendae stipulationis gratia numeratio intellegenda est fieri.
[ポンポニウス、サビヌス註釈第24巻] というのも、消費貸借として金銭が引き渡された上で私たちが問答契約を結ぶとき、最初に金銭の数え払いによって債務が発生し、その後にそれが問答契約によって更改されるとは私は思わない。 なぜなら、問答契約のみが効力を持つということが意図されているのであり、むしろ問答契約を履行するために数え払いがなされると理解されるべきだからである。

語釈・文法注

  1. §46.2.7.probligationem numeratione nasci et deinde eam stipulatione nouari — 動詞 puto の目的語となる対格不定詞構文(A.C.I.)である。主格対格は obligationem であり、自動詞 nasci と受動態不定詞 nouari が並列されている。eam は先行する obligationem を指す代名詞の対格女性単数形であり、nouari の意味上の主語となっている。numeratione および stipulatione はそれぞれ手段の奪格である。
  2. §46.2.7.primplendae stipulationis gratia — 名詞 stipulationis に動形容詞 implendae が合致した動形容詞構文(gerundive construction)に、属格支配で目的を表す前置詞的副詞 gratia(〜のために)が後置された形。「問答契約を履行するために」を意味する。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §46.2.7.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:46.2.7.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。