Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §46.2.16.pr

主人の同意なき奴隷の更改と新債務の追加

7637 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

奴隷が主人の同意なしに更改を行うことはできず、その行為は元の債務を更改するのではなく、新たな債務を追加する結果になることを説明している。

[FLORENTINUS libro octauo institutionum. ] §46.2.16.prSeruus nec peculiarem quidem obligationem citra uoluntatem domini nouare potest, sed adicit potius obligationem quam pristinam nouat.
[フローレンティヌス、『法学提要』第8巻] 奴隷は、主人の意思なしには、ペクリウムに関する債務であっても更改することはできず、元の債務を更改するよりはむしろ、新たな債務を付け加えることになる。

語釈・文法注

  1. §46.2.16.prcitra — 前置詞 citra は古典期において「〜の手前に」を意味するが、のちの法学者やポスト古典期のラテン語においては sine(〜なしに)の意味で広く用いられる。ここでは「主人の意思なしに」の意。
  2. §46.2.16.pradicit potius obligationem quam pristinam nouat — potius ... quam(〜するよりはむしろ…する)を用いた比較構文。adicit と nouat はともに主語 seruus に対する動詞。pristinam は先行する obligationem を修飾・制限しており、「元の債務を更改するよりはむしろ、新たな債務を付け加える」という意味になる。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §46.2.16.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:46.2.16.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。