Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §46.1.42.pr

主債務と異なる給付を目的とする保証の無効

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要旨

主たる債務の目的(金銭)と異なる代替物(小麦)による保証債務は、保証人が主債務と異なる対象に義務を負えないこと、および金銭を商品で評価することはできないことから無効とされる。

[IAUOLENUS libro decimo epistularum. ] §46.1.42.prSi ita fideiussorem accepero: 'quod ego decem credidi, de ea pecunia mille modios tritici fide tua 'esse iubes?', non obligatur fideiussor, quia in aliam rem, quam quae credita est, fideiussor obligari non potest, quia non, ut aestimatio rerum quae mercis numero habentur in pecunia numerata fieri potest, ita pecunia quoque merce aestimanda est.
[ヤウォレーヌス、書簡集第十巻] もし私が、「私が十を貸し付けたが、その金銭について、千モディウスの小麦を君の保証の下に置くことを引き受けるか」と問い、このように保証人を受け入れたならば、保証人は義務を負わない。 なぜなら、保証人は貸し付けられたものとは異なる物に対して義務を負うことはできないからであり、それは、商品の部類に数えられる物の評価が現金によってなされ得るのと同様に、金銭もまた商品によって評価されるべきだということにはならないからである。

語釈・文法注

  1. §46.1.42.prfide tua 'esse iubes?' — 保証債務(fideiussio)を創設するための問答(stipulatio)における債権者側の標準的な式言。`iubes`(命じる、承認する)は口頭による合意の成立を求める語である。
  2. §46.1.42.prquia non, ut ... ita — 相関構文 `ut... ita...`(~であるように~である)に否定辞 `non` がかかり、「Aが成り立つからといって、同様にBが成り立つわけではない」という非対称性を表す。ここでは、商品の価値を金銭で測ることはできても、金銭の価値を商品で測ることはできないという法理的論理を説明している。
  3. §46.1.42.prmercis numero — 「商品の数の中に」が直訳。`numero` は「~の部類に、~とみなされて」という意味を表す奪格であり、全体で「商品として取り扱われるもの」を意味する。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §46.1.42.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:46.1.42.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。