Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §45.3.6.pr

命令した主人への引き渡しや寄託による権利取得

7514 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

オフィリウスの見解として、口頭答允以外の引き渡し・寄託・使用貸借においても、命令した主人だけに権利が取得されうること、そしてこの見解がカシウスやサビヌスにも支持されていることを示す。

[POMPONIUS libro uicensimo sexto ad Sabinum. ] §45.3.6.prOfilius recte dicebat et per traditionem accipiendo uel deponendo commodandoque posse soli ei adquiri, qui iussit: quae sententia et Cassii et Sabini dicitur.
[ポンポニウス、サビヌス註釈書第26巻] オフィリウスは、引き渡しによって受け取ること、あるいは寄託することや使用貸借することによってもまた、命令した者だけに取得されうると正しく言っていた。 この見解は、カシウスのものでもありサビヌスのものでもあると言われている。

語釈・文法注

  1. §45.3.6.pret per traditionem — 接続詞 et は、前章(45.3.5.pr)で述べられた口頭答允(stipulari)による取得に加えて、引き渡し(traditio)等の他の法律行為による取得にも同様の法理が及ぶことを示す追加・強調(「〜もまた」)の機能を持つ。
  2. §45.3.6.praccipiendo uel deponendo commodandoque — これらは奪格のゲルンディウム(動名詞)であり、権利等の取得(adquiri)がどのような方法・手段によってなされるかを表す(手段の奪格)。
  3. §45.3.6.prsoli ei adquiri, qui iussit — soli ei は関係節 qui iussit を先行詞に伴う与格で、非人称的に(あるいは権利などを主語として)使われている受動不定詞 adquiri の与格補語。posse の補足不定詞として対格不定詞構文(dicebat に導かれる間接話法)を形成している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §45.3.6.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:45.3.6.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。