Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §45.3.22.pr

使用収益権の奴隷による約定の有効性

7530 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ネラティウスは、使用収益権の対象である奴隷が行う約束について、所有者と使用収益権者のどちらの財産から誰のために約束をさせるかによって、その有効性が異なることを説明する。

[NERATIUS libro secundo responsorum. ] §45.3.22.prSeruum fructuarium ex re domini inutiliter fructuario stipulari, domino ex re fructuarii utiliter stipulari.
[ネラティウス、答弁集第2巻] 使用収益権の対象である奴隷が、所有者の財産から使用収益権者のために約束させることは無効であるが、使用収益権者の財産から所有者のために約束させることは有効である。

語釈・文法注

  1. 45.3.22.prSeruum fructuarium ... stipulari — 書名(responsorum「答弁集」)に由来する発話動詞が省略されており、文全体が対格不定詞句(間接話法)で構成されている。対格の Seruum fructuarium が、最初の不定詞 stipulari および後半の節で省略されている共通の不定詞 stipulari の意味上の主語(主格対格)である。
  2. 45.3.22.prex re ... fructuario ... domino ex re — 対照的な二つの状況が並列されている。fructuario(使用収益権者のために)と domino(所有者のために)はいずれも利益の与格であり、それぞれ財産の出所を示す前置詞句 ex re domini(所有者の財産から)および ex re fructuarii(使用収益権者の財産から)と交差的に対応している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §45.3.22.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:45.3.22.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。